2017年11月18日土曜日

国賓晩さん会メニュー、韓国側の意図は伝わったのか

トランプ米国大統領は、韓国晩餐会でメニューにほぼ手を
つけなかったと聞くが、時間も早々と50分位で切り上げたと聞く。
そりゃ、トランプ大統領が米・トウモロコシなどの雑穀粥なんぞ、
食うわけないだろう。
肉が好きだからと薄ペッらな韓牛のカルビーとか食わないだろうよ。
しっかり伝わっただろうよ、韓国・朝鮮人の民族資質が~~
 
【コラム】国賓晩さん会メニュー、韓国側の意図は伝わったのか

貴重で高価なまつたけを見て日本で食べた土瓶蒸しを思い出した。そ

こで記者は日本の料理本の説明通り、炊飯器を「保温」の状態に
して一晩かけてだしを取り塩で味付けした。
肝臓、胆のう、膵臓(すいぞう)など私の内臓全てが浄化されるかの

ような上品な香りと味。「これ本当に私が作ったのかな」と
感じるほど出来は良かったが、テーブルに座った夫は
「スープが薄い」と文句を言った。
「香りを楽しむものだ」と優しく説明はしたが、それでも彼は
何も言わずカクトゥギ(大根キムチ)を汁ごとスープに放り込んだ。

米国のトランプ大統領は私の夫と味の好みが共通していた。
トランプ大統領はステーキはウエルダンが好きで、その上に
ケチャップをかけて食べるそうだ。またミートローフや
フライドチキン、ビッグマックなどのハンバーガーも大好きらしく、

どれも肉にしっかりと熱を加えるものだ。トランプ大統領も自らを
「細菌恐怖症」と明かしている。
フォーブス誌はトランプ大統領の味の好みを「まるで小学生」と
表現した。
有機農法や食材本来の味を重視するのが食事における
「左翼」、満腹感や費用対効果を重視するのが「右翼」だとすると、

トランプ大統領は間違いなく「右翼」だ。

メディアはトランプ大統領が当選直後に訪問したミシュランの
三つ星レストラン「チャン・ジョージ」に立ち寄ったときの
エピソードもよく紹介する。韓国系ハーフの妻を持つ店主の
ジョージ氏は世界の一流料理人たちと同じく、単なる
ステーキやパスタよりも自らの才能を存分に発揮した複雑な料理を
よく作るという。
ここでトランプ大統領が
「私のために特別なものを作ってほしい」と注文した。
その言葉は「お前が得意とする複雑な料理ではなく、私が好きな
単純な料理を出せ」と解釈された。
またトランプ大統領の食の好みについて書かれた記事はどれも
結論がよく似ている。つまりトランプ大統領は自分が好きな
メニューは決して変えず、他人のアドバイスを聞かず、
新しいものや変化は好まないというのだ。

今年の1月20日に大統領に就任すると、トランプ大統領は
サウジアラビアから始まってイタリア、ドイツ、フランス、日本、
韓国、中国、そしてベトナムなど15カ国で食事をした。
最初の訪問国となったサウジアラビアでは伝統的な料理の横に
そっとウエルダンのステーキとケチャップが準備してあった。
トランプ大統領の好みに配慮したのだ。

日本もトランプ大統領の好みに徹底して合わせた。ゴルフ場での
ランチは手製のハンバーガーを空輸し、翌日の夕食会では有名な
和牛ステーキ店に招待した。オバマ前大統領が来日した時は
ミシュラン三つ星の銀座のすし店に招いた。それぞれの好みに
徹底して合わせたのだ。

もちろん韓国大統領府での食事にも多くの配慮が施された。
貧しい時代を思わせる雑穀がゆ、焼きカレイ、牛カルビ、
エビ入りのチャプチェ、まつたけご飯などがテーブルに並んだ。
大統領府によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の妻、
金正淑(キム・ジョンスク)夫人自ら皮をむいて作った干し柿と
クルミのセットがメラニア夫人との歓談の席にお茶請けとして
出されたそうだ。
普通は1-2カ月かけて熟成させた干し柿を使うが、大統領府の
軒先にかかった干し柿は数日でできるらしい。

庶民が1回食事することはさほど大それたことではない。しかし
首脳同士の外交だと食事が非常に重要なのは間違いない。ただし
大切なことは「こちらが伝えたいメッセージ」がしっかりと
伝わったかどうかだ。

もし韓国大統領府の晩さんメニューに込められたメッセージが
「肉ばかり食べていては体によくないですよ」という
ものだったのならこの晩さん会は大成功だった。メニューで
トランプ大統領が好きな肉の比重はさほど大きくなかったからだ。
あるいは世界のメディアに「韓食の美しさ」を
伝えたかったのだろうか。確かに写真で見た食事の見た目は
非常に美しかった。

「韓国は自分たちの領土をとても愛している」という
メッセージだったのか。だとすればそれも成功した。普通に
「砂エビ」と書けばいいものを、あえて「独島エビ」という名前を
付け「独島は韓国領土」であることを強調した。
ただそのことを晩さんの席で米国の大統領に改めて強調する
必要があったのだろうか。

「米国の大統領は世界の大統領」と持ち上げたかったのだろうか。そ

れも成功した。
日本は北朝鮮拉致被害者家族を、韓国は元慰安婦女性を
トランプ大統領に会わせた。
日本は北朝鮮のことを、韓国は日本のことをトランプ大統領に
訴えた。
「日本と韓国の植民地根性」と評する見方もあった。国賓が乗った
車がデモ隊に行く手を阻まれ、反対車線を逆走させられるような
国が、他の場所ではこの国賓に
「自分たちの要求を聞いてください」と訴えている。
食事の内容はともかく、韓国は本当に「訳の分からない国」と
認識させることには成功したはずだ。
それがわれわれの狙いだったとすれば、トランプ大統領の来韓は
大成功だったと言えるだろう。

デジタルニュース本部=朴垠柱(パク・ウンジュ)副本部長
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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