2017年11月9日木曜日

決局はのけ者、ムンタン大統領

トランプ米国大統領の韓国国会演説、女子ゴルファーの話、
奇跡の経済発展の話、拍手20回超え~~~、いくら、
「のけ者にしてないといわれても」
実際に北朝鮮問題は話し合われなかったわけで、脳天気に拍手を決局
してる韓国国会議員の顔が目の浮かぶ。7日の晩餐会も口に
会わなかったらしく30分で終了とは~~~~

商談で終わった26分間 事実上のコリア・パッシング、
文在寅大統領のサプライズは空回り

(1/3ページ)【韓国・文在寅政権の行方は】

共同記者会見するトランプ米大統領(左)と
韓国の文在寅大統領=7日、ソウル(共同)

【ソウル=桜井紀雄】トランプ米大統領は訪韓中、盛んに韓国を
持ち上げ、韓国の頭越しに日中首脳とだけ北朝鮮問題を論議する
「コリア・パッシング」は「ない」と明言した。だが、
文在寅大統領との2者会談は30分に満たず、ビジネスライクな
姿勢を隠しもしなかった。
安倍晋三首相との“蜜月”との格差を図らずも浮き彫りにした。

トランプ氏が8日の国会演説で
「世界4大女子ゴルフ選手は皆、韓国出身だ」と
韓国女子プロゴルファーの活躍を称賛すると、議場は拍手に沸いた。「奇跡」の経済発展など韓国をたたえるのに言葉を惜しまず、
拍手は20回を超えた。

演説前には、前大統領、朴槿恵被告の釈放を訴えるプラカードを
持ち込もうとした議員が警備員につまみ出される一幕もあった。

国会前では、トランプ氏の訪韓に反対する団体が
「韓国から出ていけ!」と叫んだ。
反対派はトランプ氏の行く先々でデモを計画したが、2万人近い
警察を動員し、トランプ氏の目にとまらないよう力で押し込めたのが現実だった。

文政権を悩ませたのは親米・反米に二分した国論だけではない。
拉致被害者家族との面会を実現させ、対北圧力で一枚岩を
見せつけた訪日と比べ、1泊だけの訪韓に不満を抱く韓国世論の
突き上げを受けていた。

(2/3ページ)【韓国・文在寅政権の行方は】

文氏の提案で、トランプ氏は8日早朝、南北軍事境界線がある
板門店の非武装地帯(DMZ)のサプライズ視察を試みたが、
悪天候で断念。先回りしていた文氏が待ちぼうけを食った。

文氏は7日にもトランプ氏の最初の訪問先の米軍基地で待ち受ける
サプライズを演出していた。
様子を携帯電話で動画撮影していた韓国側報道官が米側に
トランプ氏を撮るなと制止された。本来、前線の将兵らと
分かち合うべき時間に割り込んだ
文氏一行への不信感とも読み取れる。

その場で、トランプ氏は「文氏と貿易について会談する。
米国に多くの雇用が創出されること。
それが私が来た一番の理由の一つだ」とぶち上げた。
会談後の記者会見では「韓国は数十億ドル(数千億円)に達する
米国製兵器を発注する」と成果を強調した。

2者会談は26分間で終了した。
通訳を除くと実質的な協議は十数分間にすぎず、初日の
ゴルフだけで2時間半以上を費やした安倍氏とは比ぶべくもない。

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会談で軍事オプションの議論について、韓国側は
「具体的にはなかった」としている。韓国国民が最も不安を持つ
有事の際、北朝鮮に対し、ともにどう戦うのかという最大の課題を
避けたことになり、
本質的には、コリア・パッシングと変わるところがない。

韓国の専門家は
「互いに隔たりを見せないための会談だった」と分析する。
文氏と対北観で大きな違いを見せてきたトランプ氏は
「韓国は単なる長年の同盟国以上」とのリップサービスで表向き
韓国世論を安心させ、先端兵器の売りつけという実益を手に、
北朝鮮問題で最大の協議相手である中国に向かった。

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