2018年1月26日金曜日

平昌冬季五輪、懸念されるトイレ事情、韓国

ここ何日か、この話題で持ちきりだが、水洗トイレに水溶性
トイレットペーパー以外を入れるとかこう云う概念が
そもそも国民教育の無さ、国民教育は国が国民を教育でなく
そう云う事を教える教育者を育てなくてはならない。

韓国独特のトイレが改善? 
ゴミ箱撤去で汚さからお別れと思いきや、かえって不潔に

(1/3ページ)【平昌五輪】

開幕まで秒読みに入った平昌五輪。
現地のトイレ事情は改善された話を聞かない(AP)

韓国では、トイレにゴミ箱を置くのが独特の文化だという。
使用済みのトイレットペーパーなどを捨てるためだ。しかし、不衛生で臭いなどから韓国内でも以前から問題視され、
五輪組織委員会は五輪への懸案の一つに「トイレの汚さ」を
挙げていたと朝鮮日報は指摘する。それが1年の整備期間を
経て、世界でも認められるほどの「清潔さを備えた」と
同紙は1月13日に報じた。政府は昨年5月、
公衆トイレなどに関する法律施行令を改正してゴミ箱の
撤去を推進したが、いざ撤去すると、床はゴミであふれ、
便器も頻繁に詰まる惨状に陥ったという。

朝鮮日報によると、韓国行政安全省は法律施行令の改正で、
今年から公衆トイレの便器横に設置されたゴミ箱を撤去する
ことにした。韓国ではこれまで使用済みの
トイレットペーパーを便器横のゴミ箱に捨てることがほぼ
慣習化しており、雑菌が繁殖し臭かったという。実際、
平昌で昨年2月に実施された平昌五輪プレ大会で、
日本人観光客が汚いトイレの写真と
「平昌五輪の際に気を付けなければならないトイレ事情」と
いう説明文をインターネットにアップすると、
瞬く間に拡散した。

組織委は汚いトイレが改善されなければ、五輪本番で
外国人選手らにスマホなどで自撮され、「韓国ってこんな国」などとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にアップされて「韓国のイメージはどうなるか」と
懸念していた。

(2/3ページ)【平昌五輪】

韓国政府は平昌五輪を契機に外国人観光客を増加させたい
意向だ。韓国文化観光研究院によると、平昌五輪に伴う
観光産業の誘発効果は6684億ウォン
(約668億4000万円)を見込み、さらに
付加価値誘発効果は2799億ウォン(約280億円)、
雇用誘発効果は9000人と試算している。
汚いトイレをそのままにしておけば、これらの経済効果を
削るマイナス要因の何ものでもないというわけだ。

ところが、いざ撤去されると、短期間にトイレの床が
トイレットペーパーなどであふれたというのだ。
朝鮮日報によると、ソウル市内の公衆トイレは新年に入って
全てのゴミ箱が撤去された。
ゴミをどこにでも捨てる利用客が急増し、床はゴミであふれ、便器も頻繁に詰まるようになったという。

今回に先立って昨年8~9月にゴミ箱を撤去した
ソウル市内の地下鉄の男女トイレでは便器の詰まりが、
7月に648件だったものが、8月に1049件、9月には
1448件と2カ月で2倍以上に膨れ上がった。便器からは
使用済みのトイレットペーパーのほか、飲み残しの
テークアウトのコーヒーカップや食べ残しのリンゴ、下着、
携帯電話などが出てきたという。
清掃担当者は「基本的なトイレマナーを守らない人が多い」と呆れるばかりだ。

(3/3ページ)【平昌五輪】

2017年3月に開催された野球の国際大会、
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、
韓国代表が1次リーグを行ったソウル市内のドーム球場、
高尺スカイドームでは観客が食べ残しや飲み物のカップなどの大量のゴミを置き去りにしたことがニュースとなった。

専門家は公衆トイレの利用マナーの市民意識の向上が
優先だと指摘。市民団体の代表は先進国の中で公衆トイレに
ゴミ箱がある国はないとしたうえで、
「制度だけでなく、市民意識が変われるように政府や
公共機関で積極的に広報に乗り出すべきだ」と説いている。
しかし、開幕まで秒読み段階に入った。
文化的民度が高まるには時間が足りないのではないだろうか。

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