2018年3月10日土曜日

“蚊帳の外”の中国…「歓迎」「自賛」「当惑」が錯綜

まァ~ね、中華も出番はあるよ、このまま北朝鮮が「核」を
放棄するわけないし、体制の保障とか言ってるが保障だけなら
核なんぞ持たなくても外交力で十分可能だし、後一年も制裁が
続けば半島北半分は無人のゴーストタウンになるところの、
韓国を使えば米国を対話に出すのに必死になる、韓国は手先と
して使われているにすぎない。

“蚊帳の外”の中国…「歓迎」「自賛」「当惑」が錯綜

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北京の中国外務省で記者会見する耿爽副報道局長=
7日(共同)

【北京=藤本欣也】中国外務省の耿爽報道官は9日の
記者会見で、米朝首脳会談の開催について歓迎の意を示し、
「積極的な進展を望む」と述べた。ただ、
一連の緊張緩和の流れの中で中国は“蚊帳の外”に置かれて
おり、事態の急展開に戸惑っているのが実情といえる。
習近平政権が掲げる「大国外交」の看板にも傷が
付きかねない事態だ。

耿氏は会見で、
「中国は朝鮮半島の隣国かつ重要な当事国として、対話に
よる問題解決に尽力してきた。その努力は衆目の
一致するところだ」と中国の取り組みについても自賛した。

しかし一連の対話ムードは韓国と北朝鮮が主導し、米国を
巻き込もうとしているのが現状。
中国の王毅外相が8日の記者会見で、平昌五輪を機に
生まれた朝鮮半島情勢の変化に「当惑している人もいる」と
指摘したが、それは中国の実情を吐露したものともいえる。

もちろん、国境を接する北朝鮮情勢が安定することは、
難民流入や核事故を懸念する中国にとって歓迎すべきことだ。

ただ、大国外交を展開する習政権にとって、裏庭である
朝鮮半島情勢に影響力を行使できない事態は
避けたいのが本音である。

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北朝鮮の核問題をめぐっては、中国が議長国として影響力を
保持してきた6カ国協議は2008年に中断。
最近は国連制裁に協力する中国に北朝鮮が反発を強め、
昨年11月、習国家主席の特使が訪朝した際も、
金正恩・朝鮮労働党委員長は会わなかったとされる。

耿氏は会見で、関係国は今後、
「必要かつ有益な2国間、多国間の接触」を行い、
「各国の懸念が等しく解決されることを望む」との立場を
示した。
習政権は、米朝対話の行き詰まりも視野に、中国が参加する
対話の枠組みづくりを模索していくもようだ。

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