2018年5月8日火曜日

通貨スワップの追憶…韓日スワップ復元なるか、無理と思う~~が

日本は、国際通貨、ドルの本家米国とは違うのだ、米国との
通貨スワップが劇的であったのであれば米国に頼めばいいだろう
韓国からドルが全部逃げたとしても、今韓国に430兆ウオンの
外貨準備があるのだろう。
韓国では17兆ウオンあれば全部逃げても足りるのだろう。

この数字は正確かどうかわからないが・・・

とにかく通貨スワップをマイナス通帳と理解してる処が気に
いらない。
通貨スワップは【節度と信用】だ、信用が第一~~

【噴水台】通貨スワップの追憶…韓日スワップ復元なるか
2018年05月08日06時53分 [ 中央日報/中央日報日本語版]

韓国が外国と結んだ初めての通貨スワップは2001年の
日本との20億ドル(現レートで約2180億円)の
契約だった。その後、契約規模が2011年700億ドルまで
徐々に増え、2012年李明博(イ・ミョンバク)当時大統領の独島(ドクト)訪問で両国間に葛藤が生じ、既存の契約が
一つずつ満期を迎えながらも延長されず、結局2015年
2月に終止符を打つことになった。

通貨スワップは必要な時に相手国の通貨やドルを借りて使う
ことができる「外貨マイナス通帳」だ。
最もドラマチックだった通貨スワップは、世界金融危機の
2008年10月末に締結した韓米通貨スワップだった。
韓国銀行が政策金利を0.75%ポイント下げても急落に
歯止めがかからなかった金融市場が、この通貨スワップで
一気に正常化した。
一日でウォン価値が177ウォンも上がり、株価も12%
上昇した。

基軸通貨国の米国との通貨スワップ締結には
姜万洙(カン・マンス)当時企画財政部長官が大きな役割を
果たした。
姜長官は、先進国で始まった国際金融市場不安を食い止める
ために新興国が外貨準備高を使うことになり、この過程で
米国の国債を持ち出して売れば、米国など先進国も被害を
受けることになるという
「リバース・スピルオーバー
(reverse spillover)」論理を積極的に
説明して米国から共感を引き出した。当時、米国がすでにこの
1カ月前の同年9月に主要通貨国ではないオーストラリア・
デンマーク・ノルウェー・スウェーデンと
通貨スワップを結んでいたことから雰囲気も醸成されていた。
結局、韓国をはじめとするブラジル・シンガポール・メキシコが「ドルの傘」の下に入った。

最近、アルゼンチン・ブラジル・トルコなど新興国通貨の
価値が急落した。
米国の金利上昇で、外国人資金が新興国から離脱している
ためだ。
アルゼンチンは一週間で政策金利を3回に分けて
12.75%ポイントも上げる劇薬処方まで使ったが、
ペソ貨下落を防ぐことができなかった。
経常収支・財政赤字が深刻なこれらの国とは違い、韓国は
ファンダメンタルズが強い。
金融市場も比較的安定的だ。それでも対岸の火を
見物するようにこの流れを見るべきではない。
国際金融通だった故金翊柱(キム・イクジュ)
元国際金融センター院長は、2013年に
『国際金融市場の前に謙虚であるべき理由』というコラムで
「過度な変動性と無秩序な動きは危機の本質的特性」とし
「危機は時々、合理的な因果関係を無視して伝染するためだ」と書いた。

韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁が、先週、日本との
通貨スワップの再開の可能性について言及した。
南北首脳会談で変化した北東アジアの情勢をうまく活用すれば、感情的な争いで途切れた韓日通貨スワップを復元することは
十分に可能だ。
9日に東京で開かれる韓日中首脳会談と韓日首脳会談が
その良い契機になればと思う。

  ソ・ギョンホ/論説委員

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