2018年5月13日日曜日

無知・愚民、攻撃目標、韓国

ほんと韓国は悲しい国だよな、こんな国民にしたのは今の
文政権の親玉、金・大中、ノ・ムヒョンの民主化政権だろう。
民主化路線で国民が有頂天になったのさ、其れまで国民に何の
教育のしてないから無知な国民がさらに無知・馬鹿になる、
今は無知・馬鹿の最大極点だろう。

【萬物相】攻撃目標

1966年に起きた中国の文化大革命では、数多くの人々が
「走資派」(資本主義追従勢力)や「反動分子」として
責められ、残忍なリンチを受けた。
誰かに走資派の烙印(らくいん)を押したのは壁新聞だった。
文革勢力が誰かを走資派と名指しすれば、紅衛兵が直ちに
暴力を振るった。
犠牲者は三角帽子を被せられ、首には「資本主義の走狗」と
いったカードを下げられ、テロに遭った。
紅衛兵は攻撃目標を殺しても罪の意識を感じなかった。

1933年1月に権力を掌握することに成功したドイツのナチ党は
4月からユダヤ人の商店のドアに六角形で黄色い
「ダビデの星」を描き始めた。ナチによる攻撃目標の設定だ。
ダビデの星には「Jude(ユダヤ人)」という文字が書かれた。
38年11月10日の未明から夜にかけ、攻撃目標とされた
ユダヤ人に対する暴力がドイツ全土で相次いだ。
177カ所のシナゴーグ(ユダヤ教徒の礼拝所)や
ユダヤ人系商店7500カ所がガラスを割られるなどした。
そして、ユダヤ人90人が死亡した。
その夜に割られたガラスが水晶のように輝いたことから
「水晶の夜(クリスタル・ナハト)」と呼ばれる狂乱だ。

MBCテレビが先月、2014年のセウォル号事故をめぐる
ハンストを批判する右派集会について報じた際、
北朝鮮の政治犯収容所を告発する
ミュージカル「耀徳(ヨドク)ストーリー」を製作した
脱北者、チョン・ソンサン氏の姿を十数秒放送した。その後、
チョン氏には抗議の電話が1日に100本もかかってきたという。チョン氏が経営する冷麺店のドアには黄色いスプレーで
セウォル号事故追悼のシンボルであるリボンが描かれ、非難の
壁新聞が張られた。
チョン氏は攻撃目標にされたのだ。

最近韓国社会では、考えが異なる人に暴力を振るう出来事が
頻発している。
政権を批判する人や文章はインターネット上で攻撃目標として
ロックオンされる。
一度攻撃目標となれば、コメント部隊が集団で口にすることも
はばかられるような言葉の暴力を加える。
実際に暴力沙汰も起きた。今月5日には、自由韓国党の
金聖泰(キム・ソンテ)院内代表が暴漢にあごを殴られた。
今後物理的な暴力を受ける人はさらに増えそうだ。

韓国の放送を聴いたとして、北朝鮮の収容所に入れられた
チョン氏は、北の暴力を避け、命懸けで脱北した。
チョン氏は最近攻撃目標とされていることについて、
「10年前に耀徳ストーリーをつくった時よりも今が怖い」と
話した。
理性と良識が消えたところに狂気が生まれる。
自分の意見だけが正しく、異なる意見には暴力を振るうことも
辞さないような最近の状況に恐怖を感じているのは
チョン氏だけではないはずだ。

アン・ヨンヒョン論説委員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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