2018年5月12日土曜日

「七重苦」の韓国車、韓国製造業の縮図

韓国自動車業界、そりゃ、何時もストライキや定刻30分には
ラインが止まり帰り支度なんぞしてりゃ生産性は最悪だわな
自業自得ってやつだよ

「七重苦」の韓国車、韓国製造業の縮図

トヨタ自動車は2018年3月期の営業利益が前期比約10%増の
2兆1890億円に達し、過去最高を記録するとみられる。
品質競争力の回復と円安のおかげで輸出が急増したためだ。
日本の自動車輸出は2014年の383万台から昨年は421万台と
10%近く増えた。一方、
韓国の自動車輸出は292万台から242万台へと17%減った。
現代自動車は昨年、営業利益が4兆6000億ウォン
(約4700億円)で、2010年以降で最も振るわなかった。
今年1-4月にトヨタは米国市場での販売が4.1%伸びたが、
現代自は11.6%減少した。日本は自動車産業の競争力確保に
向け、07年以降、3カ所に工場を新設したが、韓国は
1997年以降、工場を全く新設していない。

韓国の自動車業界は国内外の販売不振、中国の追い上げ、
高コスト・低効率構造、ウォン高など七重苦の危機に直面した。川上・川下の関連産業が最も多い自動車事業は製造業生産の
14%、付加価値の11.5%、雇用の12.2%を占める。
今年1-3月期には売上高、営業利益、純利益、販売量が
いずれもマイナスに転じた。
米国と中国でのシェアは毎年低下し、内需市場では輸入車の
攻勢に押されている。
韓国の自動車産業の高コスト・低効率構造はさらに慢性化した。
自動車1台を生産する上での所要時間は韓国の場合、
平均26.8時間(2015年)かかり、GM(21.3時間)、トヨタ(24.1時間)よりも長い。一方、既にライバル他社を超えた
賃金には、通常賃金の拡大、最低賃金の引き上げも重なった。
最悪の危機のさなかでも、労組は賃上げなどを要求し、
ストライキを恒例化している。

韓国の自動車産業は韓国製造業の縮図だ。
鉄鋼、造船、ディスプレーなど韓国経済を支えてきた製造業の
エンジンが急速に冷え込んでいる。
最大の需要先だった中国は韓国製造業を脅かすライバルと
なった。
労働生産性が低下し、強硬な労組に象徴される労働市場の硬直、企業規制強化などで内部環境が悪化した。
現代経済研究院のチュ・ウォン理事は
「未来の新産業に幻想を抱かず、現在の主力産業の危機を
直視すべきだ。経済政策の立て直しが必要だ」と指摘した。

全洙竜(チョン・スヨン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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