2018年7月27日金曜日

広がる成長格差、米日経済は韓国と別世界

確か先月6月は韓国国債の償還2兆何億円か~金がいるとか言ってたが、もう、7月、
うまく乗り切ったのか・・
過去にもこういう話は何度も聞いたが、中々崖を転がり落ちない~な、IMFから
門前払いを食らってもデフォルトする時はするだろう。
いよいよ、あの慰安婦合意も無かったことにするらしいから、いよいよかも~ね。
 
広がる成長格差、米日経済は韓国と別世界

今年1-3月に1.0%だった韓国の経済成長率は、4-6月には結局0%台に
落ち込んでしまった。
投資、消費、輸出がいずれも不振で、トリプル悪材料の泥沼にはまったと
指摘されている。
7月の消費者心理指数(101.0)が1年3カ月ぶりの低水準となるなど、民間消費は回復の
兆しが見えない。その上、
米中の貿易戦争や雇用環境の悪化などで、今年下半期も見通しは暗い。一方、
米国、日本など主要国は企業投資と消費が上向き、成長が加速している。

■4-6月の成長率0.7%

韓国銀行(中央銀行)は26日、4-6月の実質国内総生産(GDP)成長率が0.7%だったと
発表した。GDPの項目別で最も不振だったのが投資だ。
経済の躍動性を示す指標となる設備投資は6.6%の減少を記録した。
2016年1-3月(7.1%減)以降で最も低迷した。
設備投資の鈍化は最近の半導体危機とも一致する。
韓銀関係者は「半導体業種の設備投資は1-3月まで高い伸びを示したが、4-6月は
調整を受けている」と分析した。また、
中国による供給が拡大している液晶ディスプレー(LCD)への投資も減少。
航空機や船舶など輸送設備への投資も減少した。

政府の融資規制強化による不動産市場低迷で、住宅・土木建設が減少し、建設投資も
1.3%のマイナスだった。それでも消費と輸出がプラスを維持し、成長率を
下支えしたが、前期よりは勢いを失った。
民間消費と政府消費は0.3%増えたが、それぞれ6四半期、13四半期ぶりの低水準だ。
輸出は0.8%増加した。

このため、政府と韓銀が予想する今年の経済成長率(2.9%)の達成は
難しくなったとの見方が大勢だ。
大多数の民間シンクタンクは今年の成長率を2.8%とみている。下半期に米国による
利上げが続けば、投資心理がますます冷え込むとみられるほか、貿易紛争も
エスカレートするとみられるからだ。
さらに雇用悪化が続けば、さらに谷は深くなりかねない。

韓銀によると、今年2.9%成長を達成するためには、7-9月と10-12月に
平均0.82-0.94%の成長が求められる。しかし、
下半期の経済環境が上半期より悪化することを考えると、達成は難しいとみられている。

淑明女子大の申世敦(シン・セドン)教授は
「半導体景気が冷え込み、貿易戦争がエスカレートし、輸出は下半期になるほど
悪化しそうだ。昨年末と今年初めにかけ、巨額の財政支出を行ったにもかかわらず、
内需が上向く兆しが見えないことも問題だ」と指摘した。

しかし、政府は依然として、景気が回復過程にあるとし、現実とかけ離れた認識を
持っている。
キム・ドンヨン経済副首相は26日、記者懇談会で、
「前年同期比の上半期の成長率は2.9%だったが、潜在成長率並みであり、経済が
回復基調から大きく外れてはいないと思う。
当初予想通りに通年3%成長を達成できるように努力したい」と述べた。

■米日経済は韓国と別世界

27日に4-6月のGDP統計発表を控えた米国のムードは韓国と全く異なる。
経済メディアのマーケットウォッチが集計した経済学者の予想値は平均で年率4.3%と
強気だ。
国際通貨基金(IMF)が16日に発表した「世界経済見通し」の修正報告で予想した
今年の世界経済の成長率(3.9%)よりも高く、先進国平均(2.4%)を
2ポイント近く上回る。

日本経済は1-3月に0.2%のマイナス成長だったが、4-6月は企業投資を中心に
緩やかな回復を示している。
日本経済新聞は26日、企業247社の研究開発費は12兆4789億円となり、前年を4.5%
上回ると伝えた。同調査によると、日本の主要企業の研究開発費は9年連続で増加し、
調査対象企業の44%が今年、過去最高規模の研究開発費を投じている。
自動車を中心とする製造業分野と人工知能(AI)を利用した先端分野に
投資が集中している。

SK証券のアナリスト、アン・ヨンジン氏は「世界景気が米国中心に流れる中、
米中貿易戦争などで韓国の輸出が打撃を受ければ、韓国経済の成長動力はさらに
低下しかねない」と指摘した。

東京=李河遠(イ・ハウォン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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