2018年8月25日土曜日

青瓦台の誰が「バカ」で誰が「悪党」なのか=韓国

誰が、馬鹿で悪党かは・・、だけど選んだのは韓国民衆だ、結局は
民衆が馬鹿ということになる。
あのロウソクデモのとき、従北の左派が後ろで糸を引いていることに
気がついても知らん振りを決め込むほど悪党はいない。
今でも左派・共産主義者のやりたい放題、これを知らん振りほどの
悪党はいない。

【コラム】青瓦台の誰が「バカ」で誰が「悪党」なのか=韓国
2018年08月24日15時00分 [中央日報/中央日報日本語版]

夏休みに西海岸に行った。
車を運転して忠南(チュンナム)・全北(チョンブク)の海辺を
回ったが、その途中で多くのトンネルを通過した。

長くて暗いトンネルの中を走る時は周囲がよく見えない。
遠くの明るい光が入るトンネルの最後だけを見ることになる。
いわゆるトンネル視野(Tunnel Vision)現象だ。
酒に酔った時に視野がぼやけるのと似ているため
「泥酔効果」ともいう。
個人的にはこのように突然視野が狭くなると妙な圧迫感を感じる。
それでトンネルでの運転を嫌う。

実際のトンネルのほかに心理的なトンネル視野現象もある。
あることに没頭し、周辺状況の判断が曇ることをいう。すなわち、
木を見て森を見ないケースだ。
これも気づくと突然バカになったように不快になる。

さらに腹が立つのはトンネル視野効果を利用して誰かが自分を
だまそうとする時だ。
公共機関やいわゆる専門家もそのようにする時がある。
彼らは主に数字とチャートで「いたずら」をする。数字には力がある。具体的な数字を見せられると、とりあえず「そうなのか」と
信じてしまうのが人の心理だ。
さらに数字を直観的に見せるチャートまで結びつければ力は倍増する。

トンネル視野現象を利用する人たちは(チャートの)
x軸やy軸を大胆に切断して一部だけを見せたり、目盛りと目盛りの
距離を伸ばしたり(中略)巧妙な技術を使って小さいものを大きく、
大きいものを小さく表現し、自分たちが見せたいものだけを見せる
(ゲルト・ボスバッハ『統計の嘘』)。

先日の青瓦台カードニュースのチャートがそうだった。
「家計の所得増加率が良くなっている」とし、最近の2.1%を
過去の2.8%より高く描いた。
「雇用の質が良くなっている」として0.2ポイントと0.9ポイントの差の勤労者比率を同じ傾きで描いたりした。
批判を受けると、担当者はデザイナーが手で作業をして
生じたことだと主張した。「意図はなかった」ということだ。

 国家データチャートをいちいち手で描くというのも、
それで誤ったという弁解も理解に苦しむしか無い。
ドイツの統計学者ディタ・ホフシュテッターは数字を操作する
人たちを2つに分類した。

「バカ」(技法を知らず誤った統計を作成する人)か、
「悪党」(特定集団の利益のために統計を悪用する人)だ。

トンネルビジョンを抜け出すには目を大きく開いて、ゆっくりと
周囲を眺めなければいけない。
トンネルが嫌いだからといって遠回りするのは解決策でない。
心理的トンネルビジョンも同じだ。
統計と数値をともに信じないのは問題だ。
「数字自体を否定するより、数字を正しく活用する方法を悩む」
(『統計の嘘』)のがよい。
だから目を大きく開いてよく見よう。
誰が「バカ」で、誰が「悪党」なのか。

  キム・ハンビョル/デジタルコンテンツラボ長

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