2018年8月26日日曜日

はげ山と洪水は日本の犯罪?

そもそも、朝鮮半島にはその昔から『朝鮮虎』が住んでいて、その
虎を追い出すため木を切り森を少なくしていった。
日本が維新の後半島に渡った時半島の山はほぼすべてが禿山だった。
日本統治が始まって、日本はその山に植林をしていった、というのが
本当の歴史である。

はげ山と洪水は日本の犯罪? 
北朝鮮が金日成時代の失政を責任転嫁 不当な弁済要求も
2018年8月25日 18時39分 産経新聞

【ソウル=名村隆寛】

北朝鮮が金日成(キム・イルソン)主席の存命中に行った
耕地拡大のための大規模な森林伐採を、朝鮮半島統治時代に
「日本が行った略奪行為」と断じ、日本に弁済を要求している。

平壌放送が22日に報じた論説は、日本が
「朝鮮の山をはげ山にした」とし
「日帝による大々的な山林伐採がわが国を洪水地帯にし、人民の生命、

財産を随時脅かす結果をもたらした」と主張。
「わが人民は、日本の山林資源略奪の犯罪行為を徹底的に清算し、
その代価を受け取らずにはいない」などと訴えた。

北朝鮮では山林が伐採され、山の斜面にトウモロコシなどの段々畑が
造られている。
その風景は中朝国境の中国側から肉眼で確認できる。ただ、
これは金主席による農業政策の結果だ。

金主席は1970年代、耕地拡大で農業生産を上げるため、
段々畑造りを指示した。
人民は命令に従い「速度戦」で山すそや斜面を切り崩し、はげ山に
トウモロコシ畑を造った。
81年には「自然改造4大課題」の一つとして全国の傾斜地
20万平方メートルの開墾が掲げられた。しかし、
土留めを造っておらず斜面は崩壊。土砂が流され、85年以降、
水害が顕在化し続けた。

耕地のむやみな拡張は、水害や木材不足、生産性の低下をもたらした。

これら「主体(チュチェ)農法」の失敗は、在日本朝鮮人総連合会
(朝鮮総連)系の農学者で北朝鮮の元山(ウォンサン)農業大学
客員講師を務めた李佑泓(リ・ユホン)氏の著書などで
明らかにされている。

乱伐と山林放置による土砂崩れは、山の実態を目にした金主席自身が
「水害の頻発と拡大を招く」と著作で懸念を示していた。しかし、
現在の北朝鮮は金日成時代の失政を省みず、日本に責任を
転嫁している。将来、
日朝国交正常化交渉が再開された場合、不当な要求が出る
可能性もある。

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