2018年8月24日金曜日

北朝鮮が韓米に呼び掛け「経済制裁をやめて終戦宣言を」

北朝鮮にとって終戦宣言がそれほど重要か、そうなんだろう。
もし協定が結ばれれば即座に徹退を要求するだろう、半島統一となれば
どちらが主導するかが問題となる、北朝鮮は統一を主導したいのだろう
それにはどうしても核がいる・・・・

北朝鮮が韓米に呼び掛け「経済制裁をやめて終戦宣言を」

北朝鮮は23日、韓国と米国に対し
「和解の手を取るのであれば、相手に向かって振り上げていた制裁の
こん棒は捨てるべきだ」と呼び掛け、制裁の解除を求めた。
米国に対しては「終戦宣言は関係改善に新たな進展をもたらすだろう」

と主張しているが、これには米国のポンペオ国務長官の訪朝を前に、
制裁の解除と終戦宣言を非核化の前提条件としたい北朝鮮の意図が
見え隠れする。

北朝鮮のインターネットメディア「メアリ」はこの日、
「制裁と関係改善は両立し得ない」と題された記事で
「朝米首脳会談が行われたにもかかわらず、朝米関係も南北関係も
行き詰まり状態から抜け出せていない。
これは米国による制裁が原因だ」とした上で、上記のように主張した。
その一方でメアリは「米国が共和国(北朝鮮)に対する敵対意識の
産物である制裁にこだわり、南朝鮮当局がそれに追従するのであれば、

双方の関係はいつまでたっても改善し得ないだろう」とも指摘した。

北朝鮮の韓国向け宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」も
「終戦宣言の発表により朝米間における軍事的対峙(たいじ)状態が
終われば、信頼造成に向けた有利な雰囲気が整えられるだろう」と
主張した。
このような北朝鮮の動きについて韓国の国立シンクタンクの関係者は
「自分たちは豊渓里核実験場とミサイル実験場を先に閉鎖するなどの
対応を取ったのだから、米国もこれに相応する措置として終戦宣言と
制裁の解除に応じるよう圧力をかけているようだ」とコメントした。

これとは別に北朝鮮は9月9日の政権樹立70周年
(9・9節)軍事パレードの準備にも力を入れている。
そのような中で平壌郊外の美林(ミリム)飛行場近くの広場では、
戦車など100台以上の車両が一斉に広場の中央に向かって動き出す
様子が衛星写真によって捕捉された。
米政府系放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」によると、
この車両の隊列の後方には、大陸間弾道ミサイル(ICBM)など
ミサイルの搭載が可能とみられる全長およそ12-14メートルの
大型車両6台の存在も確認できたという。

キム・ミョンソン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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