2018年10月5日金曜日

中国「捏造で荒唐無稽」と反発 ペンス米副大統領の内政干渉批判に

これも外交戦略の一つ、だけど中華の反論が精彩にいまひとつ欠ける。
妙なこといってばれる・認めるを避けるためか・・・

ペンス米副大統領「尖閣は日本の施政権下」 中国政策演説、中間選挙

への干渉を非難
 
ペンス米副大統領(ロイター=共同)

【ワシントン=黒瀬悦成】ペンス米副大統領は4日、ワシントンの
政策研究機関でトランプ政権の中国政策に関し演説した。
ペンス氏は、「中国は尖閣諸島(沖縄県石垣市)の周辺で恒常的に
監視活動をしている」と指摘した上で
「尖閣諸島は日本の施政権下にある」と強調し、東シナ海や
南シナ海で覇権的な進出姿勢を強める中国に対抗していく姿勢を

打ち出した。

ペンス氏は、南シナ海で9月末に「航行の自由」作戦を実施していた

米駆逐艦に中国の艦船が異常接近したことにも言及し、米国が
国際法で認められた全ての場所で「自由に航行し飛行し続ける」と
表明した。

ペンス氏は、中国が11月の米中間選挙で共和党の勝敗を左右する
重要州で干渉を画策していると強調。対中貿易の不均衡是正に向けて
中国製品に制裁関税をかける政策を推進するトランプ大統領が1期で
退任するのを画策した動きであるとの認識を示し、
「中国は米国の内政に干渉しようと、これまでにないほどの力を
行使している」と訴えた。

また、中国が米国内で反中的な中国人留学生を対象に
「嫌がらせ行為」などを展開する一方、中国に批判的な研究機関に
サイバー攻撃を仕掛けたり一部の米学者にビザを発給しないなど、
「学問の自由を侵害している」と非難した。

台湾情勢に関しては「一つの中国」原則を踏まえた政策を今後も
尊重するとしつつ、「台湾で確立された民主体制は中国の国民により
良い道筋を示している」と指摘。
米国として台湾の体制を擁護していく姿勢を打ち出した。

ペンス氏はその上で、「中国がトランプ大統領の米国第一主義を
挫折させようとしているが、大統領は決して屈することはない」と
強調した。

同氏はまた、韓国との自由貿易協定の改定に続き、
「日本とも歴史的な自由貿易協定の交渉を近く始める」と語った。

中国「捏造で荒唐無稽」と反発 ペンス米副大統領の内政干渉批判に
 
演説するペンス副大統領=4日、ワシントン(AP)

【北京=西見由章】

米国のペンス副大統領が演説で米内政や中間選挙に中国が
干渉していると批判したことを受けて、中国外務省の
華春瑩(か・しゅんえい)報道官は5日に発表した声明で
「まったく雲をつかむような、ありもしない捏造(ねつぞう)だ」と
反発し、「断固とした反対」を表明した。

華氏は「両国間の正常な交流と協力を、中国による米国の内政や
選挙への干渉だというのは極めて荒唐無稽だ」と非難。
中国は以前から内政不干渉の原則を堅持しており
「米国の内政や選挙にまったく関心はない」と主張した上で、
「中国に対するいかなる中傷も徒労に終わる」と強調した。

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