ふ~ン、いくら理想を主張しても無駄だわ、基礎教育ができてない。
国力は、国力の基本は国民教育にあり、小、中、高の基礎教育で
被害者意識だけを植え付ける虚構の妄想意識だけを教育しては国家の
未来はない。
(朝鮮日報日本語版)
「現在の韓国には未来がなく、過去だけが存在する」
12/2(日) 5:02配信 朝鮮日報日本語版
(写真:朝鮮日報日本語版)
1968年、韓国社会の未来を体系的に予測して構想する公共知識人
(public intellectual)の研究会として発足した
「韓国未来学会」(会長=キム・ソンホ延世大学教授)の
創立50周年行事が11月16日、ソウル市の光化門牙山政策研究院で
開かれた。
未来学会は、イ・ハンビン(1926-2004)元副首相を中心に
学者、言論人、企業家、法曹界関係者など、合わせて29人が
「韓国2000年会」という名で創立して以来、韓国の産業化、民主化、
世界化の流れをリードする研究、討論、著述活動を展開してきた。
韓国未来学会の創立発起人であるとともに第2代会長を務めた
チェ・ジョンホ(85)延世大学元教授は
「韓国未来学会50年、大韓民国100年」という記念講演と
インタビューを通じて、未来学会創立当時の発起人らの問題意識を
想起させ、現在韓国が置かれた状況に対する評価とともに
公共知識人たちの課題を提示した。
チェ・ジョンホ元教授は
「未来予測といえば、鄭鑑録(李氏朝鮮王朝の滅亡などを書いた
預言書)や巫子(みこ)たちの世界と思われてきた時代に、未来を
学問的に研究する集まりが発足したのは異例のことだった。
専攻と活動分野をそれぞれ異にする人々が1カ所に集まったことも
珍しいことだった」と回顧した。
なぜ1960年代後半だったのだろうか。
チェ元教授は「第2次世界大戦終了後、理念における東西冷戦が
中心だった世界史の軸が、1960年代に入ってアジアやアフリカの
新生国が脚光を浴びたことで、貧富の南北葛藤へと移行してきた」と
した上で「当時韓国を含む第三世界のエリートに対し、貧しくて
開発されることのなかった過去はすなわち無であり、未来が全てで
あるかのように思えた」と語った。
「祖国の近代化」という輝かしい未来のために、過去は忘れ、現在の
苦痛は耐え忍んで働くのが後進国の未来学だった。従って、
発展学(developmentology)はすなわち未来学だったのだ。
韓国未来学会は、1970年に韓国科学技術研究所(KIST)と共同で
2000年の韓国の未来像を描く作業に取り掛かったほか、学会誌
『未来を問う』を通じて韓国社会の未来像をさまざまな角度から
分析した。
しかし、未来学会は維新体制(朴正煕〈パク・チョンヒ〉独裁体制)で
浮上した官辺未来学とは違って、経済成長と産業化の明るい
側面だけではなく、暗い側面にもスポットライトを当ててきた。
「発展と葛藤」「産業化と人間化」「経済成長を超えて」「生活の質」などをテーマに取り扱ったのだ。
チェ元教授は「韓国未来学会は、米国や日本の未来学会とは違って
経済や科学分野だけではなく、人文や社会科学分野の会員が
多かったため、価値志向的で批判的な論議を通じて総合的に
考察することができた」と説明する。
30年以上にわたって韓国未来学をリードしてきた
チェ・ジョンホ元教授は
「現在ではこの地に未来はなく、過去だけが存在するかのように
感じられる」という。
「個人や共同体が未来を失うようになれば、過去を掘り下げるように
なる。
現在の韓国のように政治や経済、文化、さらには司法に至るまで、
全ての分野で過去の問題だけを暴くようなケースが、これ以外にも
存在するのか分からない」と疑問を投げ掛けた。
また、韓国社会の現代史認識の混乱について大きく懸念した。
チェ元教授は「未来についてはさまざまな経綸が活発に論じられても、過去について構成員たちが共有するのは健全な国家共同体である
『共和国』の基本前提」と指摘する。
西ドイツは1945年以降、現代史を政治教育の中心に設定し、
ナチス体制と東ドイツとソビエト体制に対する批判に全力を投入した。一方、今の韓国は現代史に対する認識が幾つも誕生し、
一体われわれが誰の子孫なのか分からない状況に
陥っているというのだ。
チェ元教授は「世の中全体が過去にだけ没頭したとしても、どこかの
片隅で誰かは未来について考えなければならない」と強調する。
そこで、未来学会の後輩たちに向け、大韓民国100年を迎える
「2048年の韓国」を総合的に予測する作業を始めるよう勧めた。
次いで「人口、経済、エネルギー問題などに対し、マクロ的な
観点からアプローチしなければならず、このためには
アカデミズムとジャーナリズムが共に悩み協力しなければならない」と力説した。
国力は、国力の基本は国民教育にあり、小、中、高の基礎教育で
被害者意識だけを植え付ける虚構の妄想意識だけを教育しては国家の
未来はない。
(朝鮮日報日本語版)
「現在の韓国には未来がなく、過去だけが存在する」
12/2(日) 5:02配信 朝鮮日報日本語版
(写真:朝鮮日報日本語版)
1968年、韓国社会の未来を体系的に予測して構想する公共知識人
(public intellectual)の研究会として発足した
「韓国未来学会」(会長=キム・ソンホ延世大学教授)の
創立50周年行事が11月16日、ソウル市の光化門牙山政策研究院で
開かれた。
未来学会は、イ・ハンビン(1926-2004)元副首相を中心に
学者、言論人、企業家、法曹界関係者など、合わせて29人が
「韓国2000年会」という名で創立して以来、韓国の産業化、民主化、
世界化の流れをリードする研究、討論、著述活動を展開してきた。
韓国未来学会の創立発起人であるとともに第2代会長を務めた
チェ・ジョンホ(85)延世大学元教授は
「韓国未来学会50年、大韓民国100年」という記念講演と
インタビューを通じて、未来学会創立当時の発起人らの問題意識を
想起させ、現在韓国が置かれた状況に対する評価とともに
公共知識人たちの課題を提示した。
チェ・ジョンホ元教授は
「未来予測といえば、鄭鑑録(李氏朝鮮王朝の滅亡などを書いた
預言書)や巫子(みこ)たちの世界と思われてきた時代に、未来を
学問的に研究する集まりが発足したのは異例のことだった。
専攻と活動分野をそれぞれ異にする人々が1カ所に集まったことも
珍しいことだった」と回顧した。
なぜ1960年代後半だったのだろうか。
チェ元教授は「第2次世界大戦終了後、理念における東西冷戦が
中心だった世界史の軸が、1960年代に入ってアジアやアフリカの
新生国が脚光を浴びたことで、貧富の南北葛藤へと移行してきた」と
した上で「当時韓国を含む第三世界のエリートに対し、貧しくて
開発されることのなかった過去はすなわち無であり、未来が全てで
あるかのように思えた」と語った。
「祖国の近代化」という輝かしい未来のために、過去は忘れ、現在の
苦痛は耐え忍んで働くのが後進国の未来学だった。従って、
発展学(developmentology)はすなわち未来学だったのだ。
韓国未来学会は、1970年に韓国科学技術研究所(KIST)と共同で
2000年の韓国の未来像を描く作業に取り掛かったほか、学会誌
『未来を問う』を通じて韓国社会の未来像をさまざまな角度から
分析した。
しかし、未来学会は維新体制(朴正煕〈パク・チョンヒ〉独裁体制)で
浮上した官辺未来学とは違って、経済成長と産業化の明るい
側面だけではなく、暗い側面にもスポットライトを当ててきた。
「発展と葛藤」「産業化と人間化」「経済成長を超えて」「生活の質」などをテーマに取り扱ったのだ。
チェ元教授は「韓国未来学会は、米国や日本の未来学会とは違って
経済や科学分野だけではなく、人文や社会科学分野の会員が
多かったため、価値志向的で批判的な論議を通じて総合的に
考察することができた」と説明する。
30年以上にわたって韓国未来学をリードしてきた
チェ・ジョンホ元教授は
「現在ではこの地に未来はなく、過去だけが存在するかのように
感じられる」という。
「個人や共同体が未来を失うようになれば、過去を掘り下げるように
なる。
現在の韓国のように政治や経済、文化、さらには司法に至るまで、
全ての分野で過去の問題だけを暴くようなケースが、これ以外にも
存在するのか分からない」と疑問を投げ掛けた。
また、韓国社会の現代史認識の混乱について大きく懸念した。
チェ元教授は「未来についてはさまざまな経綸が活発に論じられても、過去について構成員たちが共有するのは健全な国家共同体である
『共和国』の基本前提」と指摘する。
西ドイツは1945年以降、現代史を政治教育の中心に設定し、
ナチス体制と東ドイツとソビエト体制に対する批判に全力を投入した。一方、今の韓国は現代史に対する認識が幾つも誕生し、
一体われわれが誰の子孫なのか分からない状況に
陥っているというのだ。
チェ元教授は「世の中全体が過去にだけ没頭したとしても、どこかの
片隅で誰かは未来について考えなければならない」と強調する。
そこで、未来学会の後輩たちに向け、大韓民国100年を迎える
「2048年の韓国」を総合的に予測する作業を始めるよう勧めた。
次いで「人口、経済、エネルギー問題などに対し、マクロ的な
観点からアプローチしなければならず、このためには
アカデミズムとジャーナリズムが共に悩み協力しなければならない」と力説した。
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