2019年1月1日火曜日

金正恩氏「核兵器をつくらず、使わない」 新年の辞

核を使わないは信用できぬが、作らずは、日本から韓国にフッ化水素の
輸出が止められ、今まで何処からフッ化水素を手に入れていたかは
判らぬが、ウラン濃縮作業がとまれば韓国から手に入れていたことは
明白になる。
今、文政権ではいろんな問題が噴出してるが、韓国からの経済支援は
あまり、期待はできぬのでは

金正恩氏「核兵器をつくらず、使わない」 新年の辞でトランプ氏と
再会談に意欲の一方、警告も
2019.1.1 09:55国際朝鮮半島

1日、朝鮮中央テレビが放映した、
「新年の辞」を発表する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(共同)

【ソウル=桜井紀雄】

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は1日、
今年の施政方針に当たる「新年の辞」を発表した。
金正恩氏は「朝鮮半島に恒久的な平和体制を構築し、完全な非核化に
進もうとすることは、党と政府の不変の立場で、私の確固たる意志だ」と強調。
「これ以上、核兵器をつくらず、使わない」と述べた。

昨年6月に史上初の米朝首脳会談を行ったトランプ米大統領に
対しては「私はいつでも再び向かい合う準備ができている」と
再会談に意欲を示した。一方で、
「米国が約束を守らず、われわれの忍耐力を見誤って一方的に何かを
強要しようと制裁・圧迫に出れば、新しい道を模索するしかない」と
交渉決裂の可能性も警告した。

トランプ政権には「われわれの主導的・先制的努力に対する
信頼性ある措置」を改めて求めた。

昨年3回の首脳会談を行うなどし、進展した南北関係については
「驚くべき変化があった」として「満足」の意を示した。
会談での合意は「事実上の不可侵宣言」だとし、
朝鮮戦争(1950~53年)の休戦協定の当事国と平和体制への
転換のための多国間協議を積極的に推進すべきだと強調した。
米韓に加え、当事国の一つで北朝鮮に融和的な中国も引き込み、
交渉を優位に運ぼうとする意図もうかがえる。

中断した韓国との経済協力事業である開城(ケソン)工業団地と
金剛山(クムガンサン)観光を「いかなる前提条件や対価なしに
再開する用意がある」とも表明した。
金正恩氏は「新年の辞」の大半を経済に関する言及に充てており、
韓国から実質的な経済支援を引き出す思惑があるようだ。半面、
「外部勢力との合同軍事演習は許されない」と述べ、米国との
合同軍事演習の中止を続けるようクギを刺した。

昨年までの「新年の辞」は金正恩氏が演壇に立って読み上げていたが、今年は、金日成(イルソン)主席と金正日(ジョンイル)総書記の
写真が掲げられ、壁に書籍がぎっしりと並んだ執務室のソファに
座って発表。
笑顔を見せる妹の金与正(ヨジョン)党第1副部長らを伴い、
部屋に入る場面も放映された。
ソフトな指導者を印象付ける狙いもあるとみられる。

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