2019年1月16日水曜日

国防白書で最後のとりでを放棄した韓国軍

北朝鮮が持ち堪えているのは、韓国もその一端を担ってるとは
思わないのか。
タダタダ、批判するだけでなにもしない。
結果を是正してもらうのは外国だのみ、少しは自分たちで解決しろ。
今のままでは、いずれ北朝鮮並みの食うや食わずの奴隷だ。
韓国の産業界はおそらく15年持てばいい方、後は焦土・・・
国外逃亡は粛清、粛清の嵐、高射砲で粉々~~か。

【社説】国防白書で最後のとりでを放棄した韓国軍

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は昨年
「非核化の意志」を表明したが、現状は逆に核開発や
大陸間弾道ミサイル(ICBM)の製造をさらに進めている可能性が
高いことが分かった。
米ブルームバーグ通信が14日に報じた。
ブルームバーグは北朝鮮の核開発に詳しい情報筋や専門家の話として
「北朝鮮は6個以上の核爆弾を新たに製造できる核物質を手に
しただけでなく、ICBMも複数製造した」と報じ
「金正恩氏の戦略は、核保有国の地位と制裁解除を同時に手に
するのに必要な外交的雰囲気を造成することと、その間に静かに
核兵器を強化することだ」とも指摘した。
先月末には米NBC放送も
「北朝鮮は核と弾道ミサイルの実験段階を終え、大量生産に
移行している」
「2020年までに100個の核弾頭を保有できるだろう」などの見方を
示した。
金正恩氏による「非核化」の約束は単なる
欺瞞(ぎまん)にすぎなったのだ。

昨年北朝鮮との交渉が始まった時点で米国のトランプ政権は
「北朝鮮の核の全てを1-2年以内に廃棄する」などと自信を持って
主張していたが、今はその雰囲気も怪しくなっている。
北朝鮮がじっと耐え続けると「急がない」として核廃棄の期限を
設けず、また最近は
「米国民の安全が目標」として
「北朝鮮が米本土を攻撃するICBMさえなくせばよい」という趣旨の
言葉が出始めている。
このような雰囲気の中で北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)
朝鮮労働党副委員長は2回目の米朝首脳会談に向けた調整のため
数日後には米国を訪問するという。

トランプ大統領が「韓米合同軍事演習の中断」を突然発表した
シンガポールでの首脳会談の続編が近く見られそうだ。
金正恩氏がICBMを放棄する見返りに、トランプ大統領が
「在韓米軍」や「制裁」を取引の材料にしないという保証はない。
このままでは韓国だけが北核の脅威にさらされた状態で
取り残されてしまうだろう。

安全保障が揺らいだときの最後のとりでは韓国軍しかない。ところが

韓国国防部(省に相当)は15日「北朝鮮軍はわれわれの敵」という
文言を削除し、「大韓民国にとって脅威の勢力は敵」と記載された
国防白書を発刊した。
南北首脳会談も米朝首脳会談も行われたが、北朝鮮は
今なお核兵器と120万人の兵力で韓国の生存を脅かしている。
在日米軍は北朝鮮が15個以上の核兵器を確保したとの見方を示したが、韓国の国防白書は北朝鮮の核兵器ではなく核物質の量だけを記し、
それも大きな変化がないかのように言葉を濁した。
北朝鮮は数十発の核兵器を手にした状態で今も持ちこたえており、
米国も北朝鮮を事実上の核保有国として認める段階に
入ろうとしているが、韓国政府と韓国軍は金正恩氏の善意を
期待するだけだ。
安全保障は最善を目指しつつ常に最悪に備えなければならない。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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