2019年6月1日土曜日

米朝首脳会談の実務幹部を処刑か、金与正氏も「謹慎中」

かの、独裁国家だ、こういう失敗はだれかが責任をとらされる。
解任や更迭ならまだいいほうだ、はっきり言えば、あの決裂は
北朝鮮の刈り上げの最大責任によるもの。
しかし、北の刈り上げもこれじや、信頼できる臣下がいなくなる、
亡国の序章だな。




米朝首脳会談の実務幹部を処刑か、金与正氏も「謹慎中」 
韓国紙が報道 2019.5.31 11:22国際朝鮮半島 米朝首脳会談
北朝鮮の金革哲米国担当特別代表

【ソウル=桜井紀雄】

ベトナム・ハノイで物別れに終わった2月の米朝首脳会談で
実務協議の北朝鮮側担当者だった金革哲(キム・ヒョクチョル)
国務委員会対米特別代表が、責任を問われて処刑されたとの
情報を韓国紙、朝鮮日報が31日、消息筋の話として報じた。
米国に取り込まれて金正恩(ジョンウン)朝鮮労働党委員長を
裏切った「スパイ容疑」が適用されたという。

韓国統一省は、確認できないとしており、真偽は不明。
同紙は、対米や対韓国交渉を統括してきた金英哲(ヨンチョル)
党副委員長も党統一戦線部長を解任され、地方で思想教育と
強制労働を受けていると伝えた。
対米実務協議を担い、対日接触の窓口ともされた同部の
金聖恵(ソンヘ)統一戦線策略室長や、米朝会談で金正恩氏の
通訳をした女性は、政治犯収容所に送られたという。

女性は、トランプ米大統領が会談場を立ち去ろうとした際、
「一つ提案することがある」との金正恩氏の言葉を
通訳できなかったとされる。

金正恩氏の妹の金与正(ヨジョン)党第1副部長も
「出過ぎた行動」が問題となり、謹慎中だという。
与正氏は、南北・米朝首脳会談で常に兄をサポートする姿が
目立ったが、金正恩氏の4月のロシア訪問では同行が
確認されなかった。

朝鮮日報は「ハノイの交渉決裂にショックを受けた金正恩氏が
内部の動揺と不満を鎮めるため、大々的な粛清を行っている」との見方を伝えた。

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