2019年6月25日火曜日

韓国経済最大のリスクは文在寅政権の政策」

今日6月25日は朝鮮戦争の始まった日であるが韓国ではこれに関してなんきじもない。
それに、韓国ウォンがなぜかウォン高なんだよな。
いま、1151ウォンだ、いま30ドルでウォンを買えば、ウォンが1125ウォンに
なったとき売れば5ドルぐらいは利益になるのでは・・・・
為替相場師か、それとも韓国銀行か、文大統領この間北欧三カ国に行ったし、また国債を
何兆ウォンかうったのだろう。




韓国最大のリスクは文在寅政権の政策」
韓国経済学会の元会長3人が厳しく指摘
「経済政策は全般的な軌道修正が必要」
 
「D」「C」「C」

2016年から昨年まで韓国経済学会を率いてきた3人の経済学会会長経験者が、韓国の
現政権の経済政策につけた成績だ。
韓国経済学会は、韓国の経済学界を代表する学会であり、ほかの経済学会を
取りまとめる役割も果たしている。3人は24日、ソウル市内で行われた特別座談会で、
現政権の経済政策について「全般的な軌道修正が必要だ」と厳しい評価を下した。

チョ・チャンウク西江大名誉教授は、経済の失速傾向は当面止めることはできないとの
見方を示した。
チョ教授は「現政権に入って成功した経済政策は一つもなかった」として
「法人税の引き上げ、最低賃金引き上げ、労働時間短縮など、経済にしわ寄せが
いくような政策ばかり打ち出した。
このままでは来年は間違いなく今以上に悪化するだろう」と指摘した。
チョ教授はこれらの政策リスクを、韓国経済の最大のリスクに挙げた。
チョ教授は「国内向け政策の不確実性が、韓国大企業による製造業エクソダス
(国外脱出)という現在の状況を招いた」として
「分配政策を推進するためには経済がうまく回っていなければならず、経済を
崩壊させるようでは分配政策を推進することができない」と述べた。このところ
韓国政府の政策は、雇用と成長、さらに分配までも悪化させているというわけだ。

ほかの2人も、今年第1四半期(1-3月期)の韓国の経済成長率が前期比-0.4%と
世界金融危機以来の最低値を記録したことについて、当面この状況が続くか
悪化するとの見通しを示した。
キム・ギョンス成均館大名誉教授は、グローバル経済が大失速した2011年から
韓国経済は成長率が2-3%と鈍化し、全要素生産性の増加率が急激に落ち込んだが、
その傾向が最近さらに強まっていると指摘した。
キム教授は「生産性を高めなければ、低成長から抜け出すのは困難だろう」と強調した。また、ク・ジョンモ台湾CTBCビジネススクール碩座(せきざ)教授も
「2013年から始まった慢性的な長期低迷が今まで続いているが、韓国は半導体好況の
せいで景気の状況を錯視し、こうした問題点を忘れて政策実験ばかりに熱を上げている」と指摘し、状況がさらに悪化する恐れがあると懸念を示した。

3人は、韓国政府主導の経済政策を撤回し、市場主導の政策へと果敢に転換する
必要があると指摘した。
キム教授は「学界では最低賃金を引き上げると雇用が減少することについて、
徐々にコンセンサスが形成されてきている」として
「現政権が前例のない政策実験を進めているが、経済問題は中立的な視点で
見なければならず、一度施行したら後戻りが困難だという点を見過ごしてはならない」と述べた。
ク教授も「製造業ルネサンス(再生)のような派手な政策スローガンよりも、中身の
充実した一貫性のある戦略の推進が必要だ」と指摘した。
チョ教授は、大統領が経済に詳しくなければ経済を良く知る人物を周囲に配置すべきと
助言した。
チョ教授は「理念の同じ人物をそばに置くのではなく、憎くても経済に詳しい人物を
近くに配置すべき」として「金尚祖(キム・サンジョ)氏が新たな韓国大統領府
(青瓦台)政策室長に任命されたが、今回も経済政策がうまくいかなければ、
似たような傾向の人物ばかり任命してきた大統領の失敗ということになるだろう」と
指摘した。

3人は最近、経済活性化の方策として議論されている金利引き下げについては、時期が
遅すぎたと口をそろえた。また、追加補正予算の政策効果についても否定的な見方を
示した。
キム教授は、韓国政府が景気不振の原因について、生産性の低迷ではなく
景気循環過程に起きる景気の落ち込みだと認識していると指摘した。
ク教授は「昨年と一昨年に金利引き上げのタイミングが遅れたため、半年で金利を
引き下げなければならない状況だ」とした上で「(本来なら)今年上半期に
金利引き下げが必要だった。
下半期にもさらなる金利引き下げが予定されるべきだった」と通貨政策の対応の
遅れを批判した。また、追加補正予算の効果が限定的で財政コントロールが
うまくいかなければ、過剰債務を抱える可能性が高まると指摘した。

辛殷珍(シン・ウンジン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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