2019年10月22日火曜日

「国民の幸せと世界の平和を常に願う」





「国民の幸せと世界の平和を常に願う」 天皇陛下、即位を宣明される 
「即位礼正殿の儀」
2019.10.22 13:27ライフ皇室 天皇陛下即位礼

「即位礼正殿の儀」で、即位を宣明される天皇陛下=22日午後、
宮殿・松の間(AP=共同)

「即位の礼」の中心儀式「即位礼正殿の儀」が22日、国事行為として
皇居・宮殿で執り行われ、天皇陛下は「国民の幸せと世界の平和を常に願い、
国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴と
してのつとめを果たすことを誓います」と宣明された。

儀式は午後1時過ぎ、約2千人の参列者が見守る中、宮殿「松の間」で始まった。
鉦(しょう)の合図で参列者が起立すると、陛下の側近である侍従らにより
玉座「高御座(たかみくら)」と隣の「御帳台(みちょうだい)」の帳が開かれた。
陛下は古式装束「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」に身を包まれ、
皇后さまは十二単(ひとえ)のお姿。参列者が鼓(こ)を合図に敬礼した後、陛下が
即位を宣明された。

陛下はこの中で、上皇さまの在位中のご活動にも触れながら
「国民の叡智(えいち)とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、
国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします」と
述べられた。

儀式では、三種の神器のうち剣と璽(じ)=勾玉(まがたま)、
国の印章「国璽(こくじ)」、
天皇の印「御璽(ぎょじ)」が、高御座の「案(あん)」と呼ばれる台に安置された。宮殿内には賓客が両陛下のお姿を見られるようモニター30台が設置された。


「即位の礼」見守るソウル市民

天皇が即位を国内外に宣言する「即位礼正殿の儀」が22日、東京の皇居で行われた。ソウル駅のテレビで中継を見つめる市民たち=22日、ソウル(聯合ニュース)

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