2019年10月26日土曜日

日本、韓国政府が補償後に韓日企業の基金を設置「α+1+1」案にも否定的

韓国がなにをどう持ってこようが日本は金をださない。
韓国は何もかもを自国で始末するしかない、だがそれもできまい、韓国民衆に
わかればおしまいだ。
日本に屈することは到底出来まい、かといってこのままでは国がつぶれてしまう。

日本、韓国政府が補償後に韓日企業の基金を設置「α+1+1」案にも否定的
 中央日報/中央日報日本語版2019.10.26 10:0346

デイビッド・スティルウェル米国務省東アジア太平洋次官補

韓国政府が李洛淵(イ・ナギョン)首相の訪日に先立ち、強制徴用被害問題解決の
ために新しい案を実務レベルで日本側に非公式で打診したが、否定的な反応を
見せたということが25日伝えられた。
この法案は韓国政府が先に強制徴用被害補償を履行し、今後徴用に関連して
日本および韓国企業が資金を拠出して基金を作る方式だ。

韓国政府関係者はこの日、中央SUNDAYに
「強制徴用被害への補償をめぐる韓日間の異見の解消に向けた多様なアイディアの中の一つとして実務レベルで打診したもの」と話した。
他の関係者は「日本側は『韓国大法院(最高裁)の強制徴用賠償判決が国際法違反』という既存の立場を繰り返した」として「2015年『韓日慰安婦合意』により
日本政府が拠出して設立した和解・癒やし財団が文在寅(ムン・ジェイン)
政府発足後である昨年11月に解散した点も取り上げた」と明らかにした。

これに先立ち、韓国政府は解決案として今年6月
「1+1」案(韓日企業が自発的に基金拠出)を公式提案したが拒否された。その後、8.15光復節(開放記念日)を際して日本企業が先に賠償した後、韓日企業と政府が基金をつくって日本企業に弁償する「1+1+アルファ」案(韓日企業の他に
韓国政府が被害補償に参加)を提案したこともある。当時、
日本はこの案に否定的だったが、今回前後を変えた一種の「アルファ+1+1」案に
対しても同じ立場を見せたわけだ。

李首相は24日、帰国機内懇談会で「『1+1+アルファ』だからといって
(決まって)あるわけではない」として「このようなことも話し、ああいうことも
話していると考えれば良い」と説明した。
趙世暎(チョ・セヨン)外交部第1次官はこの日、ラジオインタビューで

「あまりにも基本的な立場で両側の意見の隔たりが大きく、一回の首相会談でそれを
狭められる状況ではなかった」と明らかにした。

外交部高官も「アルファ(α)が一つだと言えない。
韓国の次元で1案、2案、3案、あるいは一つのアルファを確定して日本に提案する
段階まで進められなかった」として「(シェークスピアの古典『ヴェニスの商人』を
引用して)一滴の血も流さず、肉1ポンドを切り取るように要求したことと
似たような状況」と紹介した。

このように、韓国政府は11月22日に予定された
韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了と賠償金を用意するための
日本企業の国内資産に対する強制執行を控えて多様な案を打診中だ。
与・野党議員48人は韓日政府と韓日企業が共に基金を作って強制徴用被害補償を
行うという法案などを発議した状態だ。

◆スティルウェル米国務省東アジア太平洋次官補米次官補の韓日訪問=徴用賠償問題を解決せずには11月の多国間会議(ASEAN+韓日中首脳会議、APEC首脳会議)を契機にした韓日首脳会談の開催も不透明な状況だ。
日本の読売新聞はこの日、「李首相が安倍晋三首相宛てに送った
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の親書には
『できれば近い時期に会い、未来志向的な両国関係のために議論したい』という
内容が盛り込まれている」と報じた。だが、
親書には首脳会談という言葉や具体的な時期には言及しなかったと伝えた。

茂木敏充外相はこの日、定例記者会見で
「首脳会談は韓国側が環境をつくるかどうかにかかっていている」と話した。
趙次官もこの日「日本はある程度解決案のようなものが用意されなければ首脳会談は
容易ではないという立場を貫いている」として
「これをよく分かっているため、今回の首相の訪日過程で具体的に首脳会談を
提案したわけではない」と説明した。

変数はある。韓日問題を担当するデイビッド・スティルウェル
米国務省東アジア太平洋次官補の両国訪問だ。
彼は日本には10月25~27日、韓国には11月5~7日訪問する。


【ソウルからヨボセヨ】良い日本人
2019.10.26 06:56ライフ皇室 外信コラム

首相夫妻主催晩餐会で談笑する安倍晋三首相と昭恵夫人=
10月23日、東京都千代田区(古厩正樹撮影)

天皇陛下の即位祝賀行事は韓国でもそれなりに大きく報道された。
メディアで見る限り安倍晋三首相の“万歳三唱”を嫌みたらしく伝えたことや、
相変わらず「日王」とか「王室」など「皇」の表現を拒否していた以外は、
ことさら批判的な雰囲気はなかった。

日本には何でもイチャモンをつけたがる韓国メディアだが、さすが隣国の国を
挙げての祝賀ムードということで遠慮したのか。
それに戦後生まれの天皇なので歴史的に“過去離れ”のイメージもある。

そんな中で皇后雅子さまに対する“絶賛”が目についた。
有力紙中央日報は1ページ全面を割き、華麗な十二単の写真とともに
「トランプを魅了した外交官出身王妃、日本マサコ時代開幕」と伝えている。

ところで韓国では昔から日本女性は「良い日本人」になっている。
反日ドラマや映画でも日本女性はいつも良い日本人として登場する。
街の声でも年配層を中心に、いささか古いイメージではあるが
「優しく愛嬌(あいきょう)があって男性に尽くす」などと評判がいい。

また安倍首相はたたかれ続けているが昭恵夫人は人気がある。
韓国の知日派たちは「日本は対韓外交に昭恵夫人をもっと有効に使えばいいのに」と
いっている。

その意味では韓国向けには女性外交官をもっと活用すべきだろう。(黒田勝弘)

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