2019年11月7日木曜日

社説】経済停滞の原因は「天気のせい」「海外のせい」「韓国党のせい」

そう、次のせいは、あれ~よ、とっておきののがあるだろう。
日本だ、日本のせいだ、これですべてが消えてなくなる、基本的に日本が悪い。

【社説】経済停滞の原因は「天気のせい」「海外のせい」「韓国党のせい」

韓国与党・共に民主党の院内副代表は5日、
「今年の経済成長率が2%を達成できなければ、その責任は(野党の)自由韓国党が
負うべきだ」と発言した。
韓国党が追加補正予算案の可決を2カ月半遅らせ、予算額を8567億ウォン削減した
せいで、成長率が0.1ポイント低下したとの主張だ。
民主党の政策委員会議長も同様の発言を行った。しかし、
10月末時点で追加補正予算案の実際の執行率は政府の計画を10ポイント下回る60%に
とどまっている。
追加補正予算をまともに使いもしないで、追加補正予算案の成立が遅れ、成長率が
低下したと主張しているのだ。
これは牽強付会だ。経済副首相ですら追加補正予算案6兆7000億ウォンを執行すれば、成長率を0.1ポイント引き上げる効果があると述べていた。

韓国政府は雇用指標と経済指標が悪いたびに
「天候のせい」
「人口構造のせい」
「前政権のせい」と主張してきた。

経済危機を懸念する専門家に向かって、青瓦台の経済首席秘書官は
「別の意図を持つ勢力の陰謀だ」と非難した。そして、
景気が急激に悪化すると、「世界経済のせい」と言いだした。

非正社員が大幅に増えると、国際労働機関(ILO)が基準を変更したせいだと
主張した。
今度は成長率が1%台に低下しかねない危機に直面すると、「韓国党のせい」だと
言っている。
所得主導成長というおかしな経済実験で国家経済を悪化させた政府・与党の責任は
全くないという言いぶりだ。

それだけに、次も何かのせいにするのだろう。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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