2020年6月11日木曜日

韓国、脱北者団体を刑事告発へ 正恩氏批判のビラ散布めぐり

脱北者団体も仮にも民主主義国家・韓国で弾圧を受けるとは
思わなかっただろうが、死刑にはならぬのが攻めての救い・・・・
文政権も北には信用失ってる、執着しすぎは実績がのこらぬ~~ぞ

韓国、脱北者団体を刑事告発へ 正恩氏批判のビラ散布めぐり
2020年06月10日19時49分

南北軍事境界線付近で、北朝鮮に向けて金正恩朝鮮労働党委員長を
批判するビラを大型風船で散布する韓国の脱北者団体
「自由北韓運動連合」=5月、京畿道金浦市(同団体提供)

【ソウル時事】

韓国政府は10日、北朝鮮に向けて金正恩朝鮮労働党委員長を批判する
ビラを大型風船で散布した脱北者団体について、南北交流協力法違反
(未承認搬出)の疑いで、警察に刑事告発すると発表した。
文在寅大統領は南北融和を政権の推進力としており、異例の対応を
取ってまでも対話を維持したい考えとみられる。

南北首脳の合意「履行していく」 韓国

北朝鮮はビラ散布に強く反発し、韓国との連絡に使用する通信線を
「9日正午以降、完全に遮断、廃棄する」と表明。
韓国の呼び掛けに北朝鮮が応じない状態が続いている。

韓国統一省の呂尚基報道官によると、刑事告発の対象は
脱北者団体「自由北韓運動連合」と「クンセム」の2団体。

同省は両団体の設立許可を取り消す手続きにも着手した。

呂氏はこの中で、両団体が北朝鮮への物資搬出に関する承認規定や
南北首脳間の合意に違反し「緊張を高めて(軍事)境界線付近の
住民の生命と安全への危険を招いたと判断した」と説明した。

ビラ散布は過去にもたびたび行われてきたが、統一省当局者によると、
最近は他国の情報が入ったUSBメモリーやラジオなど散布対象が
拡大し、協力法違反に当たると従来解釈を変更した。また、
住民の生命が脅かされるため
「表現の自由があっても、それを制止できる」と強調した。

韓国メディアによると、自由北韓運動連合の朴相学代表は
「強者にへつらい、弱者にはやいばを突きつける。
自由民主主義国家なのか疑わしい」と政府の姿勢を糾弾。
朴氏は朝鮮戦争(1950~53年)勃発から70年を迎える25日、
再びビラ散布を強行する意向を示している。

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