2020年7月1日水曜日

【朝鮮日報コラム】「勝ったとは絶対に書かないで」

韓国の文大統領が2017年就任した5月から直角90度で5倍の
5千トンにフッ化水素が増えている。
輸入量に不信を持った日本が規定に定められた協議を要請したが無視、
韓国企業はしっていたはず、日本との貿易摩擦を、サムスンなどは日本の
輸出管理強化までに代替え対策を完成しようとしたができなかったのだ。
2017年から18年に優遇措置国から除外を決定することを日本は
根回ししたが、どこの省庁か知らないが反対・・・
大法院判決があったからかもしれないが、その判決が国際法破り、そして
15年の合意破り、年末のレーザー照射の勝手な言い訳・ごまかし、
最も効果的だったのは、日本がG20の議長国6月29日、その翌日
6月30日文大統領が板門店でトランプ大統領と北の刈り上げと三人で
盛り上がって、気分は最高だったろう。
だがその夜から文大統領急転直下政治生命は奈落の底~~
  
【朝鮮日報コラム】「勝ったとは絶対に書かないで」

1年前の6月30日日曜日、産経新聞は日本政府が韓国に対する
半導体重要素材3品目の輸出を規制すると報道した。翌日午前、
サムスン電子、SKハイニックスの調達チームは直ちに日本や台湾に
出発し、日本政府は産経の報道通りに経済報復を発表した。
韓国政府は慌てた。
企業の役員を呼んで対策会議を開いたが、当時の出席者は

「驚いた我々は日本の挑発に対する政府の対策と説明を期待したが、
逆に政府は
『企業はなぜ事前に知らなかったのか』と責める雰囲気だった」と
振り返った。

3カ月。それが日本の重要素材なしで持ちこたえられる期間だった。
日本の規制実施直前まで調達チームはわずか3日で最大量を確保した。
米国、中国、台湾で代替輸入先を探し、それでも足りずに生産現場で
フッ化水素の使用を節約した。
不純物を除去するフッ化水素の使用量を減らしたり、純度が低い物を
使ったりした。

大韓民国の半導体は持ちこたえた。
日本の輸出規制にもかかわらず、工場は1日も中断することなく稼働した。SKマテリアルズなど素材メーカーは相次いで国産化に成功した。
供給先を失った日本の素材メーカーは業績が急激に悪化した。
日本の経済報復を受けて立った韓国半導体の勝利ストーリーだ。
スコアは1対0だ。

実際に「日本の輸出規制1年」を取材する際、勝利の主人公である

サムスン電子、SKハイニックスは
「どうか韓日の経済戦で完勝したとは書かないでほしい」と訴えた。

日本の第2次経済報復を触発しかねないという懸念だった。半導体業界は

「日本は初めから半導体工場の稼働中断まで狙っていたとは思わない」と受け止めている。例えば、
フォトレジストはベルギーから導入したが、そこは日本の
素材メーカーとの合弁企業だ。
日本政府は追加的な規制は取らなかった。
フッ化水素は在庫がなくなるころに少しずつ許可した。
半導体業界関係者は「半導体製造工程に使われる素材と化学薬品は
数百から数千種類あるが、今回全て調査してみたところ、少量であるが
代替不可能な日本製素材が今回の3品目以外にも少なくなかった。
日本政府が明らかに知っていて、今回は放置したのではないかと思うと
恐ろしい」と話した。

日本が再び挑発に出れば、韓国の半導体は再び生き残りを懸けて戦い、
それを克服するはずだ。しかし、
なぜ政治がつくり出した韓日対立に半導体が駒として将棋盤に
上がらなければならないのか。「2対0」「3対0」と進んでも一度
挫折すれば、工場の稼働中断を覚悟しなければならない。
青瓦台の金尚祚(キム・サンジョ)政策局長は昨年7月、

「半導体で日本から輸入する以外にない素材・部品を選び出したところ、長いリストになった」と話した。

世界的な経済分業の体制下でそのリスト全てを国産化することは
できない。
不可能であるばかりか、あらゆる素材を自給自足することは
「経済的鎖国」にすぎない。ある経済シンクタンク関係者は
「第2次挑発の際にはリングの上に企業ではなく、政治と外交が
上がらなければならない」と指摘した。

ソン・ホチョル産業2部長
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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