2011年12月28日水曜日

おきく捕り物帳

ひさしぶりの投稿です。コメントネタがないので、

民話  艶ばなし    作者不詳、詳細不明 より

おきく捕り物帳

むかしむかし ある町に大きな両替屋があったと
そこには おきく というかわいい女中がおった。
ある夜のことその両替屋さ盗人がいったそうな。あちこち探し回ったけんど、さすが用心のええ両替屋、
一向に金のありかがわからんかったと
「この店に金がないちゅうことはねえ」
盗人は おきくの寝てる部屋いってきて胸ぐらをつかんで
「やい 金はどこさある。こらー?」
おきくはびっくらこいて目を開けた。しばらく息をととのえてから
「いやんだ。胸さ手をいれたりして。」
甘い鼻声を出して盗人をみたと。盗人は おきくが寝ぼけているかと思うて
「こらっ 寝ぼけっな 金はどこさあるか 云わねば命はねえぞ??」
胸ぐらをまたぐっとつかんだそうな おきくはトロンとした目で
「いや、いや、乳房をつかんだりして もっとやさしくしてくれんば?」
自分で胸をはだけ乳房をだして盗人の方さ向けたと、盗人、ぐっとツバをのみこんで
「こらっ 金はどこさあるてばあ? 早く云え」
「はやく はやくって お前さんこそ早く入ったらよかろうに。」
白い太ももを布団から出して 盗人の足にからめたり 手でさすったり。。。。となりの部屋では下男たちが目をさまし
襖をすこしあけて 様子をうかがっていたと。
「じれったいす 早く おらもう我慢なんねえす。」
布団をはねのけて、 おきくは自分のなかに少し指をいれて腰をくねらせたもんで、盗人も力が抜けて
着物の下で息子がモゾモゾしはじめたと
「お前さん、早くったら。。。おらもう。。。。」
隣の下男たちはニタニタわらってそれぞれが自分の物をこすりながら聞いておった。
「金のあり場所どこだ やったらおしえるか??」
おきくは我慢できねえ面っこで
「ああ 早く抱いてけろ。。早くいれてけろ。。」と
大きな声でせなそうに叫んだもんだから
「今 入れてやっから 大きな声だすな 金のありかを教えるんだぞ。」
盗人はもう我をわすれんばかりなってしもうた
自慢の反りをうった巨根に右手をやって その先でおきくの泉をまさぐった
おきくも腰をくねらせながら 盗人の股に両手をさしのべ さぐりはじめたと
盗人はてっきり誘い入れてくれるものと 安心しておったら
竿にそうて両手がググウ。。と根元のほうへすべっていき いきなりガバッとつかんで
「金はここにあるべえ 盗人だ? 盗人だ?」と 大きな声を上げた  「痛えええ 痛えええ!!!」
これには隣の下男たちもびッくらして どやどやと踏み込んで盗人を捕まえたそうな。
翌朝 店の亭主はエビス顔で 金を取られずにすんだのも 金の玉を握ったおきくのおかげじゃ
なんでもほしいもんがあったら 遠慮せんと云え
おきくは ボォゥと赤ゥなって
「夢中で玉握ったけんど わたしはまだあんな立派な竿はじっくり握ったことがねえす」

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