2012年3月5日月曜日

薬草 野草

                            
                               
                             


”ツクシ誰の子 スギナの子”と歌われているが、ツクシとスギナの間には
親子関係はない。
ツクシは胞子を作るための胞子茎
スギナは光合成をする栄養茎
両者は同じ茎から伸びた兄弟であるといえる。


分布
  
  全国 ただし九州南部や沖縄では数がすくない。
生育場所
  土壌の酸性度をしめす植物の代表格といわれるくらい酸性でやせた土地を好む。
見分け方
  春早く先に伸びだすのがツクシ、繁殖用に胞子を撒き散らすと枯れてしまい、
  その後スギナが芽をだす。
食用
  食用にはツクシ、スギナとともにごく若いものを採取する。
  はかまを取り除いてゆで、水にさらし、あえものや、卵とじ
  佃煮にすると、ほろにがい味がたのしめる。

薬用
  利尿には1日量10gを400ccの水で、半量になるまで煮つめ、
  3回に分けて服用する。
  

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