2012年3月12日月曜日

薬草 野草 ギシギシ


  ギシギシ
  タデ科  別名  ウマスイバ  ウマスイコ  生薬名  ヨウテイ根
  根をせんじて飲めば便通がよくなる。
    
  スイバと同様、タデ科ギシギシ属の多年草で繁殖力はかなり旺盛である。
  秋にはおびただしい数の果実をつけ、振るとギシギシとなることから、名がついたという。
     





  分布  全国
  生育場所  日当たりのよい野原
  見分け方  写真参考。
  似た仲間  スイバは酸味が強いことと、茎や花穂が赤みを帯びることから、区別できる。
  食用    食用には春早く茎の展開する前の若芽を採取するとよい。
        重曹をいれて茹でると、酸味がなくなり食べやすくなる。
        水にさらしたら、和え物やおひたし、炒め物にして食べきること。
  薬用    羊蹄根は、1日量10gを600ccの水で半量になるまで煮詰め
        食間3回に分けて服用すると、便秘によい。
        おだやかな緩下作用を招くが、妊産婦の服用は避けたほうがよい。
        皮膚病には生の根のおろし汁を、直接つける。
        種子の煎液は湿っしんに効く。

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