2012年4月16日月曜日

山菜 薬草 サイハイラン

山菜 薬草 サイハイラン
サイハイラン(采配蘭)は、ラン科サイハイラン属の多年草
クリに似た鱗茎の煎液は胸焼けをとる。。

特徴
偽球茎は卵形。偽球茎の頂部につく越冬性の葉は狭長楕円形で革質、
長さ15-35cm、幅3-5cmで先端は尖る。ふつう1葉がつく。葉の基部は鞘状になって茎を抱く。
花茎は直立し、高さは30-50cmになる。
花期は5-6月で、淡紫褐色の花を総状花序に10-20花を下向きにつける。
萼片と側花弁は線状披針形で長さ3-3.5cm、幅4-5mm、唇弁は長さ3cmで紅紫色になる。
分布と生育環境
日本では南千島、北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の林床に自生する。
アジアでは樺太南部、朝鮮南部、中国(本土および台湾)、ヒマラヤに分布する。
和名の由来は、花序の様子を戦場で指揮官が兵を指揮する采配に見立てたもの。
薬用
胸焼けや胃のもたれには3gほどの、乾燥鱗茎を、600ccの水で
半量になるまで煎じ、熱いうちいにむとよい。

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