2012年5月31日木曜日

山菜 薬草 カワラケツメイ


山菜 薬草 カワラケツメイ

分類 目 : マメ目 科 : ジャケツイバラ科 属 : カワラケツメイ属 種 : カワラケツメイ 

和名  カワラケツメイ

カワラケツメイ(河原決明)はジャケツイバラ科カワラケツメイ属の一種。

分布

日本では本州から九州に分布する。

生態

名前の通り、川原などの開けた野原に群生する。
一年生であり、夏ごろ黄色い花が咲き、晩夏から秋にマメに似た果実をつける。
なお、河川改修などによって河原の植物群落は帰化植物が非常に多くなり、在来種が減少している地域が非常に多い。
そのため、カワラケツメイも稀少になっている。

食用

果実は煎じてマメ茶とする。

薬用

果実のついた地上部を採取し、日干しにしたものが三篇豆(さんぺんず)で便秘がちな人や
尿の出が悪いひとは1~2センチに刻み、軽く焙じてお茶がわりに飲む。
なお、マメ科のクサネムは外見がなかなかよく似ている。
はっきりした違いは、カワラケツメイの豆が立つのに対して、クサネムのそれは垂れ下がることである。

食草
絶滅危惧種に指定されているツマグロキチョウが、食草としている。

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