2012年7月19日木曜日

薬効果物 桃



薬効果物 モモ

分類 バラ目   バラ科  モモ属  モモ
和名 モモ(桃)
英名 Peach

モモ(生) 100 g (3.5 oz)あたりの栄養価
エネルギー 165 kJ (39 kcal) 炭水化物 9.54 g  糖分 8.39 g
食物繊維 1.5 g 脂肪 0.25 g  飽和脂肪酸 0.019 g
一価不飽和脂肪酸 0.067 g  多価不飽和脂肪酸 0.086 g

タンパク質 0.91 g
トリプトファン 0.01 g
トレオニン 0.016 g
イソロイシン 0.017 g
ロイシン 0.027 g
リシン 0.03 g
メチオニン 0.01 g
シスチン 0.012 g
フェニルアラニン 0.019 g
チロシン 0.014 g
バリン 0.022 g
アルギニン 0.018 g
ヒスチジン 0.013 g
アラニン 0.028 g
アスパラギン酸 0.418 g
グルタミン酸 0.056 g
グリシン 0.021 g
プロリン 0.018 g
セリン 0.032 g
水分 88.87 g
ビタミンA相当量 16 μg (2%)
βカロテン 162 μg (2%)
ルテインおよびゼアキサンチン 91 μg
ビタミンB1 0.024 mg (2%)
ビタミンB2 0.031 mg (2%)
ビタミンB3 0.806 mg (5%)
パントテン酸(ビタミンB5) 0.153 mg (3%)
ビタミンB6 0.025 mg (2%)
葉酸(ビタミンB9) 4 μg (1%)
コリン 6.1 mg (1%)
ビタミンB12 0 μg (0%)
ビタミンC 6.6 mg (8%)
ビタミンD 0 IU (0%)
ビタミンE 0.73 mg (5%)
ビタミンK 2.6 μg (2%)
カルシウム 6 mg (1%)
鉄分 0.25 mg (2%)
マグネシウム 9 mg (2%)
マンガン 0.061 mg (3%)
セレン 0.1 μg (0%)
リン 20 mg (3%)
カリウム 190 mg (4%)
塩分 0 mg (0%)
亜鉛 0.17 mg (2%)

モモ(桃、学名 Amygdalus persica)はバラ科モモ属の落葉小高木。
また、その果実のこと。春には五弁または多重弁の花を咲かせ、夏には水分が多く甘い球形の

果実を実らせる。
中国原産。食用・観賞用として世界各地で栽培されている。

種子
種子の内核は「桃核(とうかく)」あるいは「桃仁(とうにん)」と呼ばれる。
漢方においては血行を改善する薬として婦人病などに用いられる。
また、つぼみは「白桃花(はくとうか)」と呼ばれ、利尿薬、便秘薬に使われる。

樹木
割れにくく丈夫であるため、箸などに利用される。

樹皮
樹皮の煎汁は染料として用いられる。

桃饅頭
中国において桃は仙木・仙果(神仙に力を与える樹木・果実の意)と呼ばれ、昔から邪気を
祓い不老長寿を与える植物として親しまれている。
桃で作られた弓矢を射ることは悪鬼除けの桃の枝を畑に挿すことは虫除けのまじないとなる。

桃の実は長寿を示す吉祥図案であり、祝い事の際には桃の実をかたどった練り餡入りの
饅頭菓子・壽桃(ショウタオ、shòutáo)を食べる習慣がある。
壽桃は日本でも桃饅頭(ももまんじゅう)の名で知られており、
中華料理店で食べることができる。
日本においても中国と同様、古くから桃には邪気を祓う力があると考えられている。
『古事記』では、伊弉諸尊(いざなぎのみこと)が桃を投げつけることによって鬼女、
黄泉醜女(よもつしこめ)を退散させた。伊弉諸尊はその功を称え、
桃に大神実命(おおかむづみのみこと)の名を与えたという。
また、『桃太郎』は桃から生まれた男児が長じて鬼を退治する民話である。
3月3日の桃の節句は、桃の加護によって女児の健やかな成長を祈る行事である。
英語圏においては、傷みやすいが美しく美味しい果物から古い俗語で「若く魅力的な娘」を
表し、そこから「ふしだら女」「(複数形で)乳房」などの意味にも転じている。

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