2012年8月22日水曜日

薬草 薬用植物 ハッカ



薬草 薬用植物 ニホンハッカ

分類 シソ目 シソ科 ハッカ属 ヨウシュハッカ 変種ニホンハッカ

和名 ニホンハッカ
英名 Japanese peppermint


ニホンハッカ(日本薄荷、学名:Mentha arvensis var. piperascens )は、
日本在来のシソ科ハッカ属の多年草。

国外では通称、和種薄荷(ワシュハッカ、Japanesepeppermint)と呼ばれている。
単に薄荷ということもある。ハーブの一種。

利用
食欲不振、胃のもたれに、乾燥葉を刻み熱湯を注いで飲む。
虫さされには、生葉をもんですり込む。

植物学上では、ヨウシュハッカ(M. arvensis)の変種扱い。
ヨウシュハッカは北半球に広く分布し、日本にも帰化している。
ニホンハッカは、ヨウシュハッカよりやや葉が長く、萼筒の裂片が鋭く尖っていることから
区別される。
水蒸気蒸留によって薄荷油を抽出し、さらにこれを冷却して再結晶させハッカ脳と呼ばれる
複合結晶(主成分はl-メントール)を得る原料に用いられる。
これらは食品用、生活用品、タバコなどの香料として、
また医薬品用(ハッカ油・ハッカ脳とも薬局方に収載されている医薬品である)としても
用いられている。食品分野では、昔ながらの菓子、飴などの香料としての用途が代表的で
ある。
近年は化学工業的に合成されたメントールにシェアを奪われ、生産が減少している。
清涼感がするのは爽快な香りや、多く含まれているメントールの性質
(体中にある冷たさを感じる受容体を刺激したり、常温で昇華するため気化熱を奪ったり
する)によるもの。

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