2012年9月3日月曜日

世界の中の日本


韓国、中国、北朝鮮とくれば、やはり我が日本国 日本人についても書かねばならない。

だが!!

大した論評もできないのでdiamond onlineの田村耕太郎氏のサイトに面白い記事があるので
紹介する。

以下サイトより引用

世界は日本に絶望せず!

 私も日本にいた時は、世界中の不幸が集まったかのような感覚になり、日本に絶望した気持ちがあった。しかし、このように世界中の知識人や実務家とストレートな意見交換をしていると物事が多角的にとらえられ、より正確に見えるようになってくる。世界における日本のレベルはまだまだ高く、相当恵まれている。

 もちろん、今のままでいいわけではない。多くの課題を解決するために皆で奮闘しなければならないが、過度に落ち込んでいても仕方がない。日本の素晴らしさに感謝しながら、批判ではなく建設的に行動していかなければならない。

 世界の知識層や実務家に“日本”に対してかつての熱狂はもはやない。それは一部の日本の識者が言うように「日本がお先真っ暗」だからではない!彼らは、「騒ぎになりそうな地域が好き」なのだ。それは、「成長しそうな国」「アメリカといざこざを起こしそうな国」「危なくて目が離せない国」といったニュアンスだ。

  その点、日本は、成熟して安定段階に入った先進国として扱われている。「日本はもうダメだ」だと本気で思っている知識層に会ったことがない。まあ関心が薄いというのが最も正確な表現だろう。それも「世界を脅かしたり、困らせる可能性があまりない」という意味でだ。

 各国の日本専門家は、日本が人口動態や財政状況など深刻な課題を抱えていることは知っているが、そこは学者。財政問題は欧米共通だし、人口問題は韓国やシンガポールの方が深刻で、やがて中国も東南アジアも同じ運命にあることを知っている。世界の課題を先取りしている日本が、今後どのような対応を取るのか、静かに注目しているのである。

 ただ、今の政治の迷走は説明不可能だ。政権は、どこに落としどころを持って手を打っているのか?戦略も戦術もないように思う。ましてや国家のために働く心意気も見えない。

 逆に言えば、こんなていたらくな政治でも、先進国から新興国まで比較してみると、まだまだ高いレベルなところが日本のすごさを証明している。今こそ自国への感謝と恩返しの気持ちを持って、国民一人一人ができることから行動を起こすべきである。

 母校エール大学でのシニアフェローとしての任期を終え、先週からハーバード大学に移籍した。ここボストンでも、ありがたいことに刺激的な毎日である。エールでもハーバードでも、世界中から集まっている知識人と交流していると、一つだけ共通する反応がある。それは、「日本人ほど日本に厳しくて自虐的な人たちはいない」と皆がいうことだ。「自国に対して過剰なほどに自虐的な日本人」に世界の知識層たちは驚いているのだ。

 もっといえば、「日本人が日本のことを悪く言うたびに、自分の国の方がひどいので、自分がつらくなる」という人までいる。

 アメリカの大学には、世界中から学者や実務家が集う。長期の研究、短期の研修まで幅は広い。日本からも、数は減ったとはいえ、逆に今までより厳選されたともいえる優れた学者や研究者、ジャーナリスト、ビジネスマンが来られている。

 日本の研究者や社会人留学生やジャーナリストは、愛国心が強く完璧主義で優秀だ。指摘は鋭く正確。今の日本の政治や財界の混迷に怒るのも無理はない。ということで、彼らと共に各国知識層を囲むと強烈な自己批判が起こる。

 おもしろい各国知識層たちの反応が見られた場面を再現しよう。

◆日本政治◆

日本人「日本政治は世界一ダメだ。総理がコロコロ変わって、だらしない」

中国人「投票できるだけましでしょう。われわれは政治家もトップも選べない。指導者層の批判なんて絶対できない」

アメリカ人「われわれは選べるけど、間違ったリーダーを選んだら4年間替えられない。この激動の時代にだよ」

韓国人「4年か。うちは5年間替えられないんだ。つい最近そのためにひどいことになった」

シンガポール人「うちはリークワンユーが建国以来31年間もやってたよ。結果はよかったけど、絶対批判できない」

アメリカ人「エジプトはムバラクが30年。いいリーダーが見つかるまでダメなリーダーを替え続けられるのは、“激動の時代”に悪くないんじゃないの?」

冗談かと思うような話でしょう。

世界で一番にならなくてもいいんだ???

しかし  アジアでは一番  これは絶対堅持しなければいけない。


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