2012年11月9日金曜日

11月09日 中国はかわれるのか??



中国は変われるのか??
国民、民衆のことなどどうでもいいのだろう!!



公式文書から消えたマルクス主義、「脱毛沢東化」進める中国共産党
Y! 【政治ニュース】 【この記事に対するコメント】 2012/11/05(月) 18:33

中国共産党の第17期中央委員会第7回総会(7中総会)が4日閉幕した。
総会の公式コミュニケに、党が長年堅持してきた「マルクス・レーニン主義と毛沢東思想」
という教条的な文言はなかった。
専門家は「党がイデオロギー改革を進めようという重大な変化」だとみている。
米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が5日伝えた。

国営新華社通信が4日発表した総会コミュニケには、「党中央政治局は…トウ小平理論と
(江沢民前国家主席の)『3つの代表』を重要な指導思想とし、
(胡錦濤国家主席の)科学的発展観をさらに掘り下げて着実に実行し…」と記されている。
(トウは登におおざと)

この総会コミュニケと最近の官製メディア報道は同じで、従来のように「トウ小平理論」の
前に「マルクス・レーニン主義と毛沢東思想」という枕詞を置いていない。
これは中国共産党の公式文書ではかつてなかった表現だ。
党は長いこと祭ってきた時代に合わない“祖先の位牌”を捨て去るつもりのようだ。

中国人民解放軍の退役将校で歴史学者の辛子陵氏は、7中総会のコミュニケに
「マルクス・レーニン主義と毛沢東思想」の文言が登場しなかったのは「重大な変化」と
みている。
これは中国の改革が今後イデオロギー改革にまで及ぶことを意味しており、
「イデオロギー改革の転換点」だという。

「中国の改革開放は、はっきり言えば、共産党の指導下で資本主義の経営方式をやって、
経済を発展させることだ。しかしこれはマルクス・レーニン主義や毛沢東思想とは合わない。いわゆる『中国の特色ある社会主義』(事実上の資本主義)を発展させるには非常に
具合が悪い」

辛氏によれば、党内では早くからイデオロギー改革により経済政策の妨げになる
マルクス・レーニン主義と毛沢東思想を取り除くよう根回しをしていたという。
イデオロギー改革でこのドグマを捨て去らねば経済改革はやっていけない。
政治改革はなおさらだ。

しかし重慶で毛沢東時代の革命歌を歌う運動(唱紅)を展開した薄熙来氏や党内保守派は、
毛沢東の旗印を掲げることで現在の党中央指導部の「修正主義」を暗に攻撃していた。

8日から開かれる第18回党大会では党規約が改正される予定だ。党が権威的な思想理論として
ずっと掲げてきた「マルクス・レーニン主義と毛沢東思想」が新しい党規約でどのように
処理されるのかが焦点のひとつとなっている。

もっとも、趙紫陽元総書記の秘書だった鮑トウ氏(トウは丹にさんづくり)は、
「トウ小平理論にも毛沢東思想を旗印に掲げるという内容が含まれている。
従って次の習近平指導部が本当に『脱毛沢東化』を進めるかどうかは、まだ断定できない」
と慎重な見方をしている。(編集担当:阪本佳代)

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