2012年11月23日金曜日

中国考察 11月23日



中国もこたえているな!!
日中貿易で日本だけが、苦しいはずはないのであって、日本側から無視されているので
日本経済の批判ですか???。

中国首脳部は相手国に敬意を払い、譲歩をする概念を頭の中に叩き込み
今まで、味わったことない屈辱感をあじわうがよい。


対中貿易大幅減 日本「失われた30年」突入の懸念
タグ: 失われた30年 対中貿易 貿易収支 経済低迷
発信時間: 2012-11-22 17:00:24 |

日本の財務省が21日発表した10月の貿易統計速報によると、貿易収支は5490億円の
赤字だった。赤字額は10月としては過去最大で、4カ月連続の赤字となった。
輸出減少の主な原因は中国向けの自動車輸出が前年比で82%減と大きく落ち込んだため。
日本貿易会のの槍田松瑩会長は、日本の貿易赤字は構造的問題で解消は難しいとし、
日中関係の緊張で輸出が減少していることから、
「赤字の流れが定着しそうだ」と懸念を示す。

典型的な外向型貿易大国が一旦輸出不振に陥れば経済は低迷し、経済の低迷で雇用情勢が
厳しくなる。厚生労働省は21日、全国で生活保護を受けている人が8月時点で213万人に上り、
4カ月連続で過去最多を更新したと発表した。受給世帯数は155万世帯で、
こちらも過去最多を更新した。

日本経済は近年低迷状態にあり、「失われた10年」、「失われた20年」から
「失われた30年」への突入を懸念する声が高まっている。
そのため経済再生は政府の主要課題といえる。

経済の不確実性を招くリスクは主に欧州債務危機、米国の景気回復、中日関係の影響が
今後蔓延を続けるかにある。日本のメディアは、日本の輸出と生産は海外の経済衰退と
日中関係の悪化という二重圧力によって低迷しており、人々は国内の設備投資や雇用情勢に
影響が出て悪循環に陥るのを懸念しているが、日銀は各方面を考慮し、
量的緩和政策をまだ打ち出していないと伝えている。

しかし野党の安倍晋三総裁らの呼びかけによって日銀は、新たな量的緩和の圧力、
円安継続の圧力にさらされている。岩井コソモ証券投資調査部エコノミストの田口晴海氏は、「円安はいい知らせとはいえない、日中関係の緊張はすぐには解決不可能なため、
輸出の低迷で今後も赤字は継続するだろう。円安が続けば、株式市場にとってはいいかも
しれないが、構造的問題が存在する業界にとっては悪い知らせだ」と指摘する。

日本経済低迷の長期化、日本政府の行き当りばったりの政策は日本経済に何の処方箋が
必要かをよく考えていない証拠とアナリストは分析する。
最も効用のある経済再生策は、量的緩和の拡大ではなく、中国との関係改善に
努めることだ。中国との関係が改善すれば、対中輸出の増加で外需が拡大し、
中国人観光客がたくさん日本におしかけ内需をけん引するだろう。

京都大学の若杉隆平名誉教授は、「日本と中国が国交を正常化して40年、すでに経済的に
切っても切れない関係になった。両国の消費者と生産者はこの疑う余地のない事実を
敏感に感じている。両国関係が悪化すれば、日本製品は中国に輸出できない。
そうなれば日本経済は深刻な影響を受けるだけでなく、世界経済にも多大な影響を
及ぼす」と指摘する。

0 件のコメント:

コメントを投稿