2014年10月13日月曜日

中華のテング熱

蚊は、人類最大、最強の敵ともいわれ、ほぼいわれている。
日本も夏は蒸し暑い気候で都会と比べ田舎は山野に人間の手があまり入ってなく
草きりをしてもほぼそのまま、腐葉土、溝、水溜りなど多ければ ”蚊” の
発生を多くする。

デング熱感染者が3万人を突破、
10月末までに5万人超える恐れも=中国・広東 2014-10-12 17:19

広東省政府・衛生和計画生育委員会(衛生と計画出産委員会)の発表によると、
同省で今年(2014年)になり感染が確認されたデング熱患者は
12日午前0時の時点で3万人を突破し、3万325人になった。
11日午前0時から12日午前0時までの24時間で、1552人増加した。
中国南部にあり気温が高い広東省では、蚊を媒介とするデング熱感染が
10月末までに5万人を超える可能性も否定できない。

同省は20の市(地級市)に分割されるが、感染者が最も多いのは広州市で
2万5732人だ。12日午前0時までの過去24時間で1319人増えた。

仏山市では2014年になってからの感染者が2612人で、広州市に次いで多い。11日午前0時から12日午前0時までの過去24時間で、110人増加した。
その他では、中山市、江門市、珠海市、東莞市、深セン市、肇慶市、湛江市の
7市でも12日午前0時までの過去24時間で
10人以上の新たな感染が確認された。

広東省は9月22日から、デング熱感染者数を毎日発表している。同日は、
午前0時時点における2014年の累計感染者を6089人と発表した。
23日からは、前日に新たに感染が確認された人数も併記している。
9月28日には1日における新たな感染者が1000人を突破して
1152人になった。

10月8日には、感染者数がこれまでに最高の1826人になった。
9日には1412人、10日は1340人とやや少なくなったが、11日には
1552人と、再び増加した。

中国南部にある広東省では10月の平均気温(1日)が、東京都の9月の
平均気温よりも高い摂氏24度以上だ。そのため、気温低下により蚊の活動が
不活発になることに、しばらくは大きな期待が持てない。
10月末まで現在に同様に感染者が増加すれば、2014年になってからの
累計感染者が5万人を突破することになる。

デング熱感染者のうち今年になってから12日午前0時までに死亡したのは
広州市で5人、仏山市で1人で、同省全体では6人だ。

東アジア地域では台湾でもデング熱が流行している
。台湾における感染の中心地は高雄市で、2014年になってからの累計感染者は
12日午前0時までに4456人に達した。屏南県では78人、台南市は42人、
台北市は41人、新北市は31人、桃園県は19人。その他の市と県では
感染者が1けた。金門県と連江県では感染者が発生していない。

(編集担当:如月隼人)

0 件のコメント:

コメントを投稿