2014年10月22日水曜日

中華経済の現状

共産主義と自由資本主義、中華共産党に市場経済を管理することなどできない。
共産主義などこの世に存在してはならない。
中華もいよいよお終いか・・・・
しかし、中華の死刑執行は断然おおいわな・・何だろうね、これも、
粛清か・・・

中国経済、崩壊か…
中国版アベノミクス不発 社会主義国家を待ち受ける“2つの罠”とは

中国の国内総生産(GDP)成長率が減速した背景には、習近平政権が成長の
「量」よりも、シャドーバンキング退治など構造改革を優先させる「質」の追求に
軸足を移したことがあるとみられる。

深刻な大気汚染など、環境問題を含む数多くの歪(ひず)みを生んだ
年率10%前後の高度経済成長からのソフトランディング(軟着陸)の過程で、
一定の減速は想定内だった。中国政府が社会安定のため最重要と考える雇用問題も
安定感を保っているとの認識で、多少の成長鈍化は容認する構えだ。

しかし、市場独占体質を色濃く残す国有企業の「改革」を打ち出した李克強首相の
経済政策「リコノミクス」は道半ば。高止まりから下落に転じた不動産市況の
悪化が経済成長の足を引っ張る速度が、既得権益層の抵抗に阻まれて進まない
構造改革を追い越してしまえば、中国経済は成長も改革もいずれも失速する
厳しい現実に直面しそうだ。

アクセルとブレーキ、ギアチェンジに、助手席の同乗者の顔色うかがいと、
気配りせねばならない経済運営の“矛盾”が軟着陸の過程で噴出した。
中でも最大の課題は不動産市況とシャドーバンキングだろう。

リコノミクスでは、金融監督当局の目の届かないグレーな融資が不良債権の山と
なって金融危機を招かないよう改革を急ぐはずだった。だが、
融資規制が不動産市況の悪化に拍車をかける悪循環を生んだ。
これは不動産を担保に取引規模を肥大させたシャドーバンキングの致命傷にもなる。

成長率の鈍化で中国経済には「2つの罠(わな)」が待ち受ける。一つは、
中南米諸国などと同じく、先進国入りする前に経済成長が伸びなくなる
「中所得国の罠」に陥る懸念が一段と現実味を帯びることだ。

さらに、国有企業が中心の体制を保ちながら市場経済化を進める矛盾が、
日米欧などの経済システムと摩擦を起こして成長を阻むとの
「体制移行の罠」が、リコノミクスが不発の現状で浮き彫りになっている。

2つの罠に陥る前に構造改革をスピードアップして目に見える形で実施し、
内需拡大など従来とは異なる成長パターンに直ちに移行しなければ、
「2020年までの名目GDP倍増と住民の個人所得の倍増」計画は
絵に描いた餅になる。
13億人もの巨大市場をどこまで生かせるか。困難な経済運営のカジ取りが続く。

(上海河崎真澄)

中国で吹き荒れる「死刑」の嵐…昨年執行2400人 米人権団体推計

米国の人権団体「対話基金会」(本部サンフランシスコ)は21日までに、
中国の昨年の死刑執行者数は約2400人だったとの推計を明らかにした。

中国政府は死刑執行数を発表していない。同団体は、
中国司法関係者が団体幹部に明らかにした情報などを基にした推計としている。

同団体は2007年の執行者数が1万2千人で、その後ほぼ継続的に減少して
きたとみている。ただ、今年については新疆ウイグル自治区の
「反テロ」キャンペーンなどを受け、昨年比で死刑執行数が増えるとの見通しだ。

(共同)

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