2014年12月12日金曜日

サムスン、半導体工場

もう、遅いんで無いかい、今頃DRAMに力を入れるなんて!?、夢よもう一度か?
まあ、なんでもいい、ガンガンつくってくれ、日本の部品、素材をかって・・
韓国の対日輸入の80%は半導体の部品、素材らしいから・・・
韓国が落ちぶれても中華が半導体にご執心らしいので、これまた日本の世界シェア
70%以上の部品、素材がいるわけだ。 日本は ”座して金が入るわけだ”

危機の中でも韓国の輸出を支える半導体産業(1)
2014年12月12日10時31分  [中央日報/中央日報日本語版]

嶺東(ヨンドン)高速道路の戸法分岐点を過ぎて江原道の方面に向かうと、
道路の左側に巨大な工事現場が現れる。タワークレーン数十基があちこちに見え、
夜でも昼のように明るい。今年前半期から始めた
京畿道利川SKハイニックスDRAM半導体工場の新築工事現場だ。
延べ面積6万6000余平方メートル(約2万坪)規模のこの工場は現在、
工程進捗率が50%で、来年下半期に完工する予定だ。
韓国製造業界の“長男”格のサムスン電子さえもスマートフォン実績が急落し、
全国が景気低迷に苦しんでいるが、少なくともここでは不況の雰囲気が感じられない。新工場の建設が日ごとに進み、従来の半導体工場も24時間、365日、
100%稼働し、SKハイニックスの周辺の食堂など商店街は夜遅くまで客が多い。

半導体産業が韓国の輸出1位の地位をまた固めている。
今年に入って11月までサムスン電子・SKハイニックスなど国内企業の
半導体輸出実績は568億8300万ドルと、全体輸出品目のうち10.9%を占め、1位を守っている。まだ12月の1カ月が残っているが、2位の石油製品の
輸出額(481億6100万ドル)とは差が大きく、順位が入れ替わる可能性は低い。特に年末まで12カ月間の輸出額は合計600億ドルを超えると予想され、
過去最大の半導体輸出実績を記録するとみられる。
この場合、半導体産業は昨年に続き2年連続で輸出1位となる。

実際、半導体産業はその間、韓国の「ドル箱」だった。半導体で稼いだ外貨が家電と
携帯電話、通信装備など関連産業を起こす「元手」となった。しかも1992年から
2007年までの16年間は不動の輸出品目トップを守ってきた。しかし翌年の
世界金融危機で揺れ始めた。2008年の半導体輸出は327億9300万ドル、
全体品目のうち7.8%となり、6位に転落した。半導体は2年後の2010年、
造船や自動車を抑えて一時的に1位となったが、翌年からまた2位、3位に落ちた。
企業間の設備投資競争が過熱したうえ、金融危機後に続いた世界経済の不況で
半導体景気も同時に冷え込んだからだ。

韓国の半導体産業が復活したのは、2年前にサムスン電子とSKハイニックスが
グローバル半導体企業間の“チキンゲーム”を踏んで立ち上がったからだ。
サムスン電子はマイクロンやNECなど米国・日本の先進企業を90年代から退け、
メモリー半導体産業のトップに立った。SKハイニックスも2000年代後半、
最後のチキンゲームで勝者側に立ち、確固たる世界2位に浮上した。
さらに2010年前後から生じたスマートフォンなどデジタル機器ブームで
半導体需要が急増したのも大きかった。
業界ではサムスン電子とSKハイニックスの「ライバル」は当分出てこないと
みている。
半導体微細工程技術が後発走者の追随を許さないほど進んでいるからだ。

しかし安心してばかりはいらない状況だ。最近、中国政府が半導体産業を強化する
動きを見せている。
中国国務院は今年6月、「国家IC産業発展推進指針」を公表し、来年の中国半導体産業の売上目標を3500億元(約6兆6000億円)に設定した。また、
合計1200億元規模の「国家産業投資基金」を設立するなど、半導体産業の育成に
強い意志を見せている。さらに中国はサムスンとSKハイニックスが脆弱な
非メモリー分野で最近、韓国の技術レベルを超えるほど急成長している。

KAIST(韓国科学技術院)のキョン・ジョンミン教授は
「韓国企業が非メモリーに総力を挙げなければ、輸出トップ品目の半導体も過去の
話となる可能性がある」と述べた。

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