2015年5月1日金曜日

安倍首相、議会演説

日本は、米国とは切っても切れない関係にあるのだろう、もう150年以上も
前に米国のペリー提督により開国に至った日本。
太平洋、ハワイの西の小さな島を半分ずつ領有し、陸地で国境を接している
国同士、先の大戦では戦略上の衝突によりやむなき敵国同士となったが・・
敗戦した日本の再建を手助けしてくれたのも米国だ。
やはり、思想主義、思想主義を共有できるくにでないと~ね・・・・

米国民の心とらえた“絆”スピーチ、満場の拍手35回…安倍氏への親近感醸成
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米議会の上下両院合同会議での演説を終え、議員団の中を引き揚げる
安倍首相(中央)=29日、ワシントン(共同)

【ワシントン=青木伸行】米上下両院合同会議での安倍晋三首相の演説は、
米側から高い評価を受けた。
第二次大戦への「反省」と、未来へ向けた日米の絆への言及が好感をもって
受け止められ、日本と安倍首相自身に対する親近感を醸成するものとなった。

下院本会議場は500人を超える両院議員で埋め尽くされた。2階の傍聴席も
ほぼ満席。ケネディ駐日大使、モンデール元駐日大使らに交じり、元慰安婦の
韓国人女性の姿もあった。

議員は頻繁に立ち上がり、拍手を送った。その数は拍手だけを含め35回。
議場の反応から、とりわけ訴えが響いたのは演説の次のようなくだりだった。

 ▽先の大戦で失われた米国の人々の魂に、深い一礼と永遠の哀悼をささげる。

 ▽戦後の日本は、先の大戦に対する痛切な反省を胸に歩みを刻んだ。
    自らの行いがアジア諸国民に苦しみを与えた事実から目を背けてはならない。

 ▽米国のリバランス(再均衡)戦略を支持する。

 ▽(日米同盟は)法の支配、人権、自由を尊ぶという価値観を共にしている。

 ▽米国が世界に与える最良の資産は希望であり、希望でなくてはならない。

 ▽希望の同盟。一緒であれば、きっとできる。

安倍首相は大戦における日本の責任を明確にしたうえで、未来へ向けた日米の
さらなる結束を強調し、内向きになっている米国をも鼓舞した。
そのメッセージを、大戦に対する事実上の「謝罪」と受け止めた議員らは
少なくない。

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米調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、米国人の61%が、日本の
大戦に対する「謝罪は不要」「十分謝罪した」としている。
日本人の間では43%。

「自虐史観」にさいなまれ「未来志向」をもてずにいるのは、日本人の方だ。

アジア太平洋地域で日本が、軍事的な役割をより果たすべきだと考える
米国人も5割近い。議場の拍手と起立は、数字に表れた一般の米国民の世論を
見事に映し出していた。「
謝罪」を執拗(しつよう)に求める韓国・中国系の意識とは、
乖離(かいり)がある。

「フィリバスター(議事妨害)をする意図、能力はない」などとユーモアで
笑いを誘う演説は、中国、韓国のステレオタイプ的な「ナショナリスト」という
安倍首相のイメージを払拭したようだ。
発せられた率直なメッセージは、米国民の心そのものをつかんだといえる。

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