2015年5月27日水曜日

狙われる日本の高度技術.

ふ~ん、中華が日本の炭素繊維をね・・、それも韓国経由・・ね
韓国の名は忘れたが、東レの炭素繊維にいたくご執心の企業があったが・・
これだからね・・隣国は信用できない。

炭素繊維不正輸出 狙われる日本の高度技術 流出に警鐘鳴らす
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任意同行される近藤正二容疑者=26日午前7時30分ごろ、兵庫県西宮市

軍事転用が可能な炭素繊維を不正輸出していたとして、
「ポリケミカルズリミテッド」会長の近藤正二容疑者(75)=兵庫県西宮市
松ケ丘町=らが26日、外為法違反(無許可輸出)容疑で逮捕された。
軍事転用が可能な製品は輸出貿易管理令で厳しく制限されているが、
高度な技術を持つ日本製品の需要は高く、日本の技術は常に狙われている。
「日本が核開発などのループホール(抜け穴)として利用されているという
危機意識が企業側にも求められる」。警察幹部は技術流出に警鐘を鳴らす。

今回逮捕された3容疑者は「(炭素繊維が)韓国に行くと承知していたが、
中国へ行くことは知らなかった」と供述。だが、経済産業相の許可を得ずに
輸出された製品は追跡調査が困難で、輸出先の国からさらに中東や北朝鮮と
いった国へ流出する危険性がある。北朝鮮もこうした
「迂回(うかい)ルート」を模索しているとされ、警察当局が積極的に摘発に
乗り出している。

中東向けとしては平成18年、核兵器製造に転用可能な3次元測定器を
マレーシアなどに輸出したとして川崎市の精密機器メーカーの社長らが
警視庁に逮捕された。
輸出された機器は国際原子力機関(IAEA)がリビアで行った核査察で

発見された。

北朝鮮向けでは19年にIAEAの核関連施設の査察で、日本製真空ポンプが
見つかり神奈川県警が輸出元となった日本国内の会社社長を書類送検している。

21年に工作機械を不正輸出したとして警視庁が摘発した事件では、
自動車のエンジン部品を製造する際に使用され、コンピューター制御で金属の
表面に数マイクロメートル(1マイクロメートルは1千分の1ミリ)単位の
誤差で穴を開ける高度技術製品だった。

公安関係者によると、国内で開催される見本市や展示会で、外国の機関などが

身分を偽って潜入し、こうした工作機械などの高度技術製品を物色することも
あるとされる。

輸出許可申請は年間約1万件に上るが、現行制度では輸出規制の対象になるか

どうかの判断は事実上、企業側に委ねられている側面がある。
だが不正輸出のリスクを冒しても利益を追求しようとする企業を見抜くことは
困難だ。不正輸出が相次ぐ背景には、こうした「性善説」に立った制度に
限界があるとの声も聞かれる。

「高い技術を持つ日本製は狙われている。不正輸出の摘発は氷山の一角と
みるべきだ」。
警察幹部は日本の技術流出が安全保障を脅かしかねないと指摘する。

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