2015年5月11日月曜日

金大中と姫将軍

そう、問題は韓国にある、韓国が変わらなくては日本にこれ以上の変化はない。
金大中は日本語世代だろう日本の事をよく知っているんだよ。
李明博は日本名・月山明博・朝鮮特有の顔をしているわな、
日本で苦労したんだろう、日本を恨んでるのか・・
反日を国民のせいにするな、一部の反日団体と韓国メディアが
主導しているのだろう他人のせい、他国のせい、朝鮮人の特質だわ…

【コラム】朴槿恵、金大中の親日に学べ(1)
2015年05月11日09時43分  [中央日報/中央日報日本語版]

政治的次元において外交は、大統領が国益を外皮に権力を強化するために国民の

支持と海外の関心を集めることだ。
国民を魅惑しながら相手国の指導者の交渉欲求を呼び起こす戦略的な言語の
駆使力が大統領の徳性に挙げられる理由だ。ところで

朴槿恵(パク・クネ)大統領の対日外交にはそういうものがない。
慰安婦問題一つにあらゆるものをかける。目標を赤裸々に示す。
外交的な余白が全くないこの直説は、朴大統領にとって慰安婦解決という成果が
どれほど切実なのかよく伝えてくれる。

歴代の日本首相の中で最も反韓的な安倍首相から反省を勝ち取りたいという
夢を、これほど馬鹿正直に推し進める大統領はいないだろう。
だが大韓民国にとって日本の「反省」は、いつも例外的で一時的な現象だった。
これを対日外交の無条件な前提として釘をさすことはできない。
本当に対日外交で成果を出したと自負する秘訣を学ぶには、口では抗日、体では
親日だった金大中(キム・デジュン)元大統領に視線を転じなければならない。

金大中は野党時期、李承晩(イ・スンマン)を偽装親日、
朴正煕(パク・チョンヒ)を本格親日だと猛攻した。しかし執権するとすぐに
朴正煕を上回る親日に没頭した。
歴代政権の誰も意欲を出せなかった「倭色」日本の大衆文化を熱心に開放した。
飲食店の看板に日本語が登場して劇場に日本映画が上映されるなど、この地で

夢にも見られなかったことが現実になったのが金大中政権の時だ。今、
新政治民主連合がとんでもないと強く拒否する韓日軍事協力を初めて推進した人、野党総裁時代に日本大使館の天皇(裕仁)の葬儀室を訪れて頭を下げ、大統領に
なるとすぐに天皇を天皇と呼んだ人も金大中だ。

金大中執権の最初も韓日関係は今に劣らず険悪だった。
日本が韓日漁業協定を一方的に破棄して独島(ドクト、日本名:竹島)でもない
鬱陵島(ウルルンド)を排他的経済水域(EEZ)基点として要求し、対日世論が極度に悪化した。
だが金大中は独島領有権だけを確認して日本の主張どおり鬱陵島を基点にして
協定の妥協点を作った。
憤慨した漁師たちが漁船を燃やし、憲法訴訟までしたが金大中はものとも
しなかった。
通貨危機を克服して南北首脳会談を成功させるには、日本と手を組まなければ
いけないと判断したためだ。
言葉を変えて行動も違うマキャベリズムの極限状態だ。その結果、
新しく定着した韓日パートナーシップを基に金大中は通貨危機を早期に卒業して
太陽政策を断行できた。

保守執権勢力は金大中とは反対のことをする。
日本と解決すべきことは解決しなければならないと主張しながら、
決定的瞬間には原理主義から背を向ける。任期が半年しか残っていない大統領が
突然独島を訪れて平地風波を起こし、その後任の大統領は執権2年で日本の
首相に一度も会わなかったことを政治功績としている。

首脳同士が会いにくいならば、外交長官だけでも
会うふりをしなければならない。だが
尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は名節(お盆や正月)の前日に横になって
寝ている嫁のように日本の岸田文雄外相との面談を避けてきた。
これだから政府がいくら過去の歴史と経済・安保は分離対応すると叫んでも、
韓国が日本と「離婚」したという誤解を解消する方法がない。

朴大統領には対日外交の戦略が最初から不在しているように見える。
過去2年間、政府がせっかく「静かな外交」から脱却して日本に声を
出したことは意味が少なくない。しかし
相手方が全く動かなければ原則の中の柔軟性を発揮するべきだった。
韓国と同じように安倍首相との首脳会談をボイコットしながらも多国間の舞台で

略式会談を持つ便法によって外交需要を解消した習近平を見習う必要がある。

金大中が親日を断行したことと李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵が
強硬反日路線を歩んだことはコインの両面だ。野党が与党を
「骨の髄まで親日」といって頑として攻撃する国で、
対日実利外交を繰り広げるのが難しいのが事実だ。しかし
現実だけを恨んで手離し状態では、
足の甲に落ちた危機の状況があまりにも深刻だ。

国民も考えを変えなければならない。
韓国中が日本に対してのみ道徳と外交を混同している一面的な意識から
抜け出せない。
このような根本原因を冷遇したまま大統領を見て柔軟な外交をせよ、
外交部長官を変えろと要求するのは「目をおおうて雀を捕らう」ようなものだ。
問題は私たちの中にある。中から清算しなければならない。

  カン・チャンホ論説委員

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