2015年7月24日金曜日

東シナ海、動乱

レーダー設置なら脅威、もともとそう云う概念はなかったかも・・・
日本側の懸念で、レーダー設置か・・いいじゃないかと思うかも、
このプラットホームの設置はただ無差別に掘ってるみたいだ、ここを
掘れば必ず出ると云う設置の仕方でない。
実際の戦闘行動になれば一発で機能不全・・・・?

中国の新たな軍事拠点化を警戒 レーダー設置なら米軍にも脅威 
国際社会と認識共有
(1/2ページ)【東シナ海 中国ガス田開発】

政府が22日、日中中間線の中国側海域で増設される海洋プラットホームの
資料公開に踏み切ったのは、地下資源を確保する観点のみならず、東シナ海の
新たな軍事的脅威になる可能性があると捉えているためだ。

菅義偉官房長官は22日の記者会見で資料を公表した理由について
「(中国による)一方的な現状変更に対する内外の関心の高まりなどを
総合的に勘案した」と説明した。
東シナ海だけではなく、中国が岩礁を埋め立て、軍事拠点化を進める
南シナ海の問題が、国際社会の脅威になっていることが念頭にある。

もともとは慎重

もともと政府は「政府の活動状況や情報収集、外交交渉に支障を来す」
(菅氏)として公表には慎重だった。しかし、
日本を取り巻く安全保障環境は刻一刻と変わっていった。

中国人民解放軍は東・南シナ海や西太平洋などで軍事演習を活発化させている。東シナ海に面した浙江省・舟山諸島沖の海域を21~23日、砲兵部隊の
実弾演習のため船舶を航行禁止とした。
19日には中国海軍のミサイル駆逐艦など3隻が沖縄本島と宮古島の間を
抜け、西太平洋で演習を実施している。

(2/2ページ)【東シナ海 中国ガス田開発】

こうした中国の軍事的圧力を前に、日本政府としては、
尖閣諸島(沖縄県石垣市)を含む東シナ海で現状変更を試みようとする中国の
脅威を国際社会と共有した方が得策だとの判断に傾いた。また、
集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案が審議される中、安全保障に
対する国民的な関心が高まりつつあり、政府としてそれに
応じなければならない意味もあった。

将来的な懸念に

実際、プラットホーム増設は日本の安全保障にとって深刻な事態だ。
複数のプラットホームを連結し、施設面積を拡大すれば、レーダー施設や
補給地点といった東シナ海での軍事拠点化を許すことになる。記者会見で
軍事拠点化の可能性を問われた菅氏は「採掘という形だろうと思う。
現時点では…」と語り、将来的な懸念を否定しなかった。

一方、中国が一方的に設定した防衛識別区の範囲内にあるガス田を
自衛隊機が撮影したことは、中国の防空識別区が「形骸化」していることの
証左でもある。だが、
今後この地点にレーダー施設が設置されれば、東シナ海の日本の
防衛体制ばかりか米軍の活動まで把握されることにつながる。
中国に航空優勢を奪われれば、東シナ海は第2の南シナ海になりかねない。

0 件のコメント:

コメントを投稿