2015年9月11日金曜日

リスクはかなり大きい、韓国

これほどの記事を半島人が、感じ、書けるものかとおもえば、やはり
米国の研究所の方だった・・
だが、韓国・中央日報が良く載せたと思うわ、韓国の思惑を中華は手のひらで
転がしているんだから・・・・?
いやいや、日中韓首脳会談を承知した、習近平がそれほど韓国の
思いどうりにはならないだろう。
統一は南北直接会談で決着つけろ。

【コラム】習近平・プーチン・崔竜海はどう思っただろうか(1)
2015年09月11日08時16分 [中央日報/中央日報日本語版]

朴槿恵(パク・クネ)大統領が3日、天安門広場で開かれた閲兵式に出席した。

米国の同盟国である民主国家の指導者では唯一、行事に出席した。
他の指導者はどう思っただろうか。胸中をのぞいて見ることはできない。
独裁国家の指導者が何を思ったのか想像してみることは可能だ。

中国の習近平国家主席=
この閲兵式は私の指導力を証明する否認できない証拠だ。
この瞬間まで続けた反日プロパガンダは効果があった。おかげで
上海株式市場の崩壊による困惑はかなり相殺される。父は日本と実際に
戦ったのは国民党だということをよく知っていた。
父は中国共産党が単独で中国を解放させたと絶えず人民に注入させることが
重要だと語った。

私は西欧の指導者が戦勝節行事に来ないことを知っていた。しかし
我々の外務省の仕事を見れば腹が立つ。
インドネシア・マレーシアなどアジアから誰も来なかった。
それでも韓国の朴大統領はここにいる。これは大きい。
6回の首脳会談で中韓関係が新しいレベルに格上げされた。中韓貿易が
韓国にどれほど利益になるかを見せた。
中国の成長率が低下し、韓国人が過敏になっているところは見られるが。

私は朴大統領が何を望むのか知っている。私が北朝鮮にもっと圧力を
加えることだ。
平壌(ピョンヤン)から「最高司令官」として振る舞う危険なアマチュアに
屈辱感を与えるのは楽しいことでもある。また我々ははもう北朝鮮と
唇亡歯寒の関係でない。しかし何度も言うが、
北朝鮮に対する我々の核心的な立場は変わっていない。
北朝鮮が不安定になったり政権が交代するほど圧力を加えることは
決してないだろう。ソウルに象徴的なジェスチャーを見せることはできる。
前例のないことまでも。しかし北朝鮮に物理的な圧力を追加することはない。

朴大統領も知っているはずだ。判断力がいいから。彼女は先月、
南北の危機をうまく処理した。能力を誇示し、
南朝鮮の国内政治で得たものが多い。過去の問題で日本と共同戦線を
展開しようという我々の提案を朴大統領は受け入れなかった。
彼女は今回、中韓日の対話をしようと我々に圧力を加えている。とにかく
彼女の訪中は我々のプロパガンダに役立つプレゼントだ。
一緒に日本帝国主義と戦ったというのは両国友好の貴重な土台だ。
彼女が大韓民国臨時政府庁舎の再開館式に出席したのも、中国が韓国の解放を
助けたという姿を作るのに役立つ。こうした形のゲームが続く。
浮き沈みもあるだろうが、ゲームをうまく導けば、
米国のアジア同盟ネットワークに隙間ができる。
そうなれば我々はワシントンと世界共同支配(condominium)を
追求できる。
ワシントンが我々の北東アジア勢力圏を受け入れ、太平洋で衝突を
避けることになる。挑戦は多い。国内経済、アジア域内問題、中米関係…
しかし我々が行くのはこの道一つだ。


【コラム】習近平・プーチン・崔竜海はどう思っただろうか(2)

崔竜海(チェ・ヨンヘ)北朝鮮労働党書記=
これほどの屈辱はない。私を一番端に座らせた。
米国の傀儡である朴槿恵が習近平、夫人の彭麗媛と中央にいるというのに。
中国の奴らは本当に我々の最高の敵だ。
中国は米国に劣らない脅威だ。我々に核が必要な理由は中国のためでもある。
もし朴槿恵が我々に中国カードを使おうとすれば、我々は強大な核抑止力で
彼女が間違っていることを立証する。
一発だけ食らわせても中国は後ずさりするだろう。

しかし雰囲気がよくない。金正恩(キム・ジョンウン)は気まぐれだ。
中国の冷遇が私のためだと言い出せばどうしようか。
中国や朴槿恵のためだと金正恩の怒りの方向を必ず変えておかなければ
いけない。

プーチン露大統領=
中国は危険な国だと私に警告した参謀の言葉は間違っていないようだ。
金自慢と傲慢な態度は相当なものだ。しかし
今は中国ではなく西欧に屈辱感を与える必要がある。
ウクライナは母ロシアの子だ。いつもそうだった。
北大西洋条約機構(NATO)は絵に描いた虎だ。しかしその実体を
ゆっくりと見せなければいけない。そうしてこそ欧州が国防費削減を続ける。
米国はずっとためらい、揺れている。

これには中国が非常に有用だ。中国は米国の背後を狙う短剣のようだ。
今回の閲兵式で世界の指導者が多くないのが私としては気分がいい。しかし
韓国の朴大統領がここに来た。本当に興味深い。韓国人はいつも
米国・西欧側に立つ。彼女の閲兵式出席は西欧に逆らうものと
解釈されたりする。もしかすると朴大統領を説得して北朝鮮を通過する
パイプラインを建設すれば、ロシア産ガスを売ることができるかもしれない。
我々は客が、ソウルは韓半島(朝鮮半島)の平和が必要だ。
パイプラインは米国の政策を無力化させるのにも役立つ。

中国中央放送(CCTV)中継で行事を見守ったある中国市民=
天安門広場のタンクを見ると1989年の天安門事件を思い出す。
学生たちの叫びが無視された。多くの国が民主化した。89年には次は
我々の番だと希望していた。 

 マイケル・グリーン米戦略国際問題研究所(CSIS))上級副所長

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