2016年12月27日火曜日

この程度の人間、この程度の国だから起こりうる事件~~

「この程度の人間のせいで」~~、韓国・朝鮮人のこんな記事をよむと、
この国の10の特質・形式主義と云う言葉が脳裏を横切る~~、
ほんとにそうだわ、韓国社会・国家理念がこの程度だからこういう事案が
起こるなんて概念が無い・・・・
姫大統領反対派と政権反対派の野党が民衆を煽って、
この騒動を起こしたのだろう。

【社説】「この程度の人間のせいで韓国が大混乱に陥ったとは…」

崔順実(チェ・スンシル)被告は26日、国会議員らの前で初めて口を開いた。崔被告は国会での聴聞会(証人喚問)出席を一貫して拒否し続けているため、国会国政調査特別委員会の委員らはこの日、ソウル市郊外のソウル拘置所に
直接出向き、2時間30分にわたり非公開の聴聞会を行った。
議員らの前に姿を現した崔被告は自らと関連する容疑についてほぼ否定し、
すでに事実関係が確認された点についても「知らない」「違う」の
一点張りだったという。

崔被告は娘のチョン・ユラ氏が梨花女子大学に不正に入学した問題について
「娘は正々堂々と入学した」と主張した。
韓国教育部(省に相当)の監査によると、大学側はユラ氏よりも得点が
高かった二人の受験生を不合格とするため、その受験番号を面接官に事前に
伝え、点数を意図的に低くするなど、入試に不正があったと
結論づけているが、崔被告はこれらを全て否定した。
1992年にドイツで前の夫だったチョン・ユンフェ氏と共同で設立した会社に
ついても崔被告は「初めて聞いた」と述べた。
さらに元大統領府秘書室長の金淇春(キム・ギチュン)氏、同じく
元大統領府民政首席秘書官の禹柄宇(ウ・ビョンウ)氏とその妻の母に
当たるキム・ジャンジャ氏、元大統領府政策調整首席秘書官の
安鍾範(アン・ジョンボム)被告ら事件の主要人物ら全員についても
一貫して「知らない」と言い続けた。
キム・ジャンジャ氏と崔被告がゴルフをしていたという証言がすでに幾つも
出ているにもかかわらず、それでも崔被告は「知らない」と言ったのだ。

崔被告がミル財団とKスポーツ財団を実質的に支配していたことや、
両財団の名称やオフィスの場所なども崔被告が指定したことはすでに
分かっている。しかし崔被告は
大手企業などから強制的に資金を集める際、
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領との共謀はなかったとして容疑を否認した。
元創造経済推進団長で映像監督のチャ・ウンテク氏は国会での聴聞会で
「崔氏の要請を受けて金鍾徳(キム・ジョンドク)元文化体育観光部
(省に相当、以下同じ)長官と金尚律(キム・サンリュル)
前大統領府教育文化首席秘書官を推薦した」とすでに証言しているが、
崔被告はこれも否定した。

この日の崔被告の態度や様子を伝え聞いた印象は
「自分と家族以外は何も関心がない人間」とでも言うべきか。
朴大統領は自分自身のせいで弾劾訴追されそうな状況だ。ところが
「今、あなたの娘と朴大統領のどちらが多くを失いつらい立場にあると
思うか」との質問に崔被告は泣きながら「娘だ」と答えた。
たとえ母娘の関係とは言え、この言葉はあまりにも意外で常識外れだ。
「あなたが死ねば朴大統領の弾劾が棄却されるとすれば、死ぬか」という
問いに崔被告は最後まで何も言わなかった。さらに
「朴大統領に不満はないか」「朴大統領を家族のように思うか」との
質問にも崔被告は口を閉ざした。
崔被告は「大統領については何も語りたくない。複雑な思いだ」とも語った。一方でミル財団とKスポーツ財団については「自分の考えではない」と
主張し、暗に朴大統領に責任を転嫁した。

崔被告は口では「申し訳ない」「終身刑を覚悟している」などと
語ったそうだが、実際に崔被告に会った議員らは
「崔被告は自ら過ちを犯したという事実を本当は受け入れていない」という
印象を持ったという。
責任感や罪の意識、法の意識そのものが根本から欠如しているように
見えたというのだ。
このように崔被告は全てを否定しながらも、最後には
「早く国が立ち直ってほしい」と口にしたそうだが、
よくぞそこまで言えたものだ。

前大統領府秘書官のチョン・ホソン被告はこの日、別の場所で行われた
非公開の聴聞会で「朴大統領は崔被告を心から信頼していた」と証言した。
ここまで公人としての意識がない人間、利己的で無責任な人間、知識も
知性もない人間を朴大統領が生涯をかけて信頼し、頼ってきたとは本当に
驚くべきことだ。
崔被告を直接接見した議員らは「この程度の人間によってなぜ国が大混乱に
陥ったのか」と誰もが嘆いた。
それは今国民が抱いている思いと全く同じだ。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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