2017年4月1日土曜日

】下野、殺害、自殺、弾劾、逮捕の韓国大統領史

韓国大統領も、金大中さんからカリスマ性が無くなった、今回も
左派、対、右派の権力争い、ノ・ムヒョンの身内の収賄で左派から明博の
捕手へ保守10年だ、左派があらゆる手を使って権力を手に入れようとして
いるが~~~~

【社説】下野、殺害、自殺、弾劾、逮捕の韓国大統領史

昨日朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領が逮捕・収監される様子を目の
当たりにした国民はまさに惨憺(さんたん)たる思いだ。
朴前大統領はその無能さと頑固さ故に政策を混乱させて国民の支持を
失い、その上崔順実(チェ・スンシル)という小さな火の粉から
燃え上がった炎を消すことができなかった。問題が発覚した後も、
事態をここまで大きくせず終わらせるチャンスは何度もあったが、
現状認識のズレとそれに基づく間違った言動がすべてを台無しにした。

これまで「朴前大統領の逮捕は既定路線」との見方はかなり根強かった。その理由は何よりも朴前大統領の指示を受けてきた人物が次々と
逮捕され、裁判を受けているためで、もし朴前大統領だけが
逮捕されなければ公平性に大きな問題が出てくるからだ。ただし今回の
逮捕は有罪の確定を意味するのではなく、あくまで円滑な捜査のための
身柄の確保だ。
また一方で他の関係者はすでに逮捕されているため、証拠隠滅の
可能性を理由に朴前大統領を逮捕すべきかという疑問の声が根強いのも
事実だ。

大統領経験者の逮捕は
全斗煥(チョン・ドゥファン)・盧泰愚(ノ・テウ)元大統領に続いて
朴前大統領が3人目だ。
これまで韓国で大統領職を経験した9人は下野1人、殺害1人、逮捕2人、
自殺1人と多くが悲惨な最期を迎えている。
この衝撃的な数字に今回「弾劾と同時に逮捕1人」が新たに加わった。
つまり大統領経験者の3分の2が人間として最悪の不幸を経験したのだ。
一方で逮捕などされなかった3人も任期末は悲惨で、うち2人は今回の
朴前大統領と同じく、在任中に問題が発覚し捜査が行われれば
弾劾されていた可能性があった。

このように大統領が次々と悲惨な最期を迎えるような国は世界に
どこにもないのではないか。

大韓民国の大統領はいわば非常に恐ろしく危険な地位だ。ところが
この大統領になろうと各党では今日も激しい競争が繰り広げられている。誰が大統領になるかは今のところわからないが、候補者たちは誰もが
「自分だけは違う」と信じているはずであり、また
そうあってほしいものだ。しかし誰でも大統領府に入ると
政治家ではなく権力者になるのが韓国の風土だ。
この風土は大統領1人の意志だけでは到底変えられないものだ。

朴前大統領の弾劾と逮捕は「大統領の悲劇の時代」の最後に
しなければならない。
どの党の候補者からも
「当選すればあれをして上げます、これをして上げます」といった
甘い公約は何度も聞いた。しかし大統領の弾劾によって行われる今回の
選挙では、全ての候補が自ら構想する新しい政治の仕組みとその
ビジョンを具体的に提示し、それについて国民の審判を
受けなければならない。今のところほぼ全ての候補が2018年6月の
憲法改正を約束しているが、実際に改憲によって大統領の権力を
制度的に分散する以外に方法はないだろう。
今回の大統領選挙とは関係なくこの議論は今後も続けなければならず、
できれば投票日前にその試案だけでも国民に提示してほしいものだ。


週末のソウルで朴氏支持者が集会 逮捕受け多数参加か
【ソウル聯合ニュース】

韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の支持団体が1日、
ソウル中心部で集会を開く予定だ。
同団体は毎週週末に集会を開いてきたが、この日は朴氏が逮捕された後、初めてとなるだけに、逮捕に反対してきた支持者が
多数集まると予想される。

朴氏の支持者でつくる「大統領弾劾無効国民抵抗総決起運動本部」は
この日午後2時からソウルの徳寿宮前で集会を開く。
同団体の報道官は、先月31日に朴氏が逮捕されるとすぐに声明を出し、「虚偽と不義が勝利し、正義と真実が敗北した」としながら、支持者に
集会参加を呼びかけた。

警察は、朴氏の逮捕に激高した支持者が過激な行動を取ったり、逆に
気力を失ったりすることがあり得るとして、それぞれの状況に応じた
対応を内部で検討している。

一方、朴氏の退陣を訴え週末に大規模集会を続けてきた団体
「朴槿恵政権退陣非常国民行動(退陣行動)」は、全体集会を
予定していない。しかし、
同団体の内の委員会などがこの日午後6時から光化門広場で、米国の
最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル
(THAAD、サード)」の在韓米軍配備の撤回や、
旅客船セウォル号の沈没原因の解明、長年の弊害の清算などを求める
集会を開く。
全体集会ではないため参加者は多くないとの予想の一方で、
朴氏の逮捕とセウォル号引き揚げを受け、予想以上に参加者が集まる
可能性もあるとされる。

聯合ニュース

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