2017年9月18日月曜日

韓国安保情勢で、右往左往~~です

そうですか、旧韓末みたいですか~~??
さしずめ今の北朝鮮は中華と帝政ロシアってとこか、そして米国は
旧大日本帝国ってとこか、5人の大臣の代わりに5つの政党ってか
彷徨える・悲しみの国・・・・・・
   
北朝鮮危機:「まるで旧韓末」 米国にすがる韓国与野党

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が国連総会に出席するため18日に
米国を訪問する中、北朝鮮の核・ミサイル危機対応策をめぐる与野党の
対立が激しくなっている。
与党・共に民主党は17日、所属議員を米国に派遣して戦術核配備を
要求している野党・自由韓国党に対して
「無責任で子どもじみた事大外交」と批判する一方、
自由韓国党は「政府の代わり安保外交に乗り出した我が党に感謝せよ」と

発言した。また、

与党は文大統領に
「米国に行って対話しろと言え」と、

野党は文大統領に
「とんでもない平和メッセージを発するな」と言った。

建設的な代替案を探ろうというのではなく、相手政党を非難すること
ばかりに焦点を当てており、「国益のための議論ではなく、党利のため
政争だ」と指摘されている。

共に民主党は同日、文大統領に
「北朝鮮は通米封南(米国と通じ韓国を封じる)の姿勢を
堅持している。
今や米国が動かなければならない時期だ。
(今回米国と国連に行くなら)北朝鮮と米国が交渉できる雰囲気と
条件を作れるよう、国際社会に要請しなければならない」と述べた。
同党の朴完柱(パク・ワンジュ)首席報道官は「米朝間の
対話チャンネルがあるので、これを活用して北朝鮮の核凍結などの
交渉をする準備をすべきだ」と述べた。
同党関係者は「現実的に見て、南北間の直接対話が不可能な状況だけに、

米国をテコにして北朝鮮を交渉テーブルに引き出そうという趣旨だ」と
説明した。

一方、自由韓国党の全希卿(チョン・ヒギョン)報道官は同日、
「国際社会の対北朝鮮制裁気流に逆行する姿勢を頻繁に見せてきた
文大統領は、これを機会に北朝鮮の核危機の厳しさや深刻さを
国際社会に示すべきだ」と述べた。
対話にこだわるのではなく、北朝鮮に対する圧力が実効性を持つよう
強い制裁意志を見せよという意味だ。
野党・国民の党の孫今柱(ソン・グムジュ)首席報道官も論評で
「政府は周辺諸国と共に対北朝鮮制裁基調に対して一貫性のある姿勢を
示すべきだ」と言った。
野党・正しい政党のパク・チョンハ首席報道官も
「文大統領が国連総会演説でとんでもない『平和メッセージ』を
発しようとしているのではないかと心配だ」と語った。

与野党は戦術核配備の問題をめぐっても、他党を攻撃するばかりだった。

共に民主党のキム・ヒョン報道官は論評で、このほど戦術核配備を
要求するため米国に議員外交団を派遣した自由韓国党に向かって
「核拡散をもたらす戦術核を配備してほしいと哀願する自由韓国党は
子どもじみた行動をやめるべきだ」と言った。
一部議員はソーシャル・メディアの投稿記事で
「米国に泣き付く不出来な人々」(チョン・ジェス議員)、
「ここまで行けば、『行くところまで行った』ということ」
(キム・ギョンス議員)とも言った。
共に民主党の秋美愛(チュ・ミエ)代表はこれより前、自由韓国党の
米国に対する戦術核要求について「事大外交」と非難している。

一方、訪米して前日に帰国した
自由韓国党の北朝鮮核危機対応特別委員会の委員たちは、同日の
記者会見で、「戦術核配備がだめなら独自に核武装をしなければ
ならないという国内世論が60%に達することを米国側に説明するなど、
戦術核外交を始動させるのに成功した」と述べた。
「自由韓国党は米国務省の説得に失敗した」という共に民主党の批判に
ついて、同党の姜孝祥(カン・ヒョサン)報道官は
「政府の代わりに安保外交に乗り出した自由韓国党に感謝するどころか
詭弁(きべん)を弄(ろう)している。
戦術核配備の主務省庁は米国防総省であり、最終決定権者は
トランプ大統領だということを知らない共に民主党の無知さを
露呈したものだ」と批判した。
自由韓国党は「米議会関係者は何も考えていなかったのに、
同党訪米団の説明を聞いて戦術核を検討する姿勢を見せるようになった」

として、来月にも洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表が自ら訪米し、
戦術核配備を要請するとしている。

政界関係者らは、こうした与野党の対立はさらに激化するものと
見ている。
北朝鮮の6回目の核実験以降、野党は対北朝鮮制裁と戦術核配備に
賛成する世論が高まったことから、これについて
引き続き問題提起していこうとしているが、与党はこうした世論の
流れを断ち切る対応に出る可能性が高いということだ。しかし、
こうした動きに対しては、「国際情勢を自分の都合の良いように理屈を
付けてこじつけて分裂していた旧韓末の朝廷と同じだ」という指摘が
出ている。
ある外交・安保専門家は「対北朝鮮問題をめぐる与野党の混乱が
ひどくなれば、北朝鮮の核対応でカギを握る米国の介入意志が弱まる
恐れがある」と話している。

崔慶韻(チェ・ギョンウン)記者 , オム・ボウン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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