2017年11月1日水曜日

北朝鮮に取られてしまったテコンドー

まことに残念、先を越されたか、韓国では日本の剣道、合気道などの
武術を韓国起源など、主張するがテコンドーを北朝鮮起源に
されてしまった。
刺法・槍とか、坎法・剣とか、撃法・体術とか、だけど弓はどこに・・・
李氏朝鮮時代の軍事教練は主に槍と弓術に鍛錬したとか~~
まァ、テコンドーは現在日本の空手の足技のみを使ったスポーツ
武芸ではない~~~、創設者もそう言ってるし~~WWW
 
記憶遺産:「武芸図譜通志」登録、北の主張をユネスコが公認

朝鮮王朝第22代国王・正祖が編さんを指示した
『武芸図譜通志』を、北朝鮮が世界記録遺産に登録したことが
確認された。
英文の登録申請名は
「Comprehensive Illustrated Manual of Martial Arts」。
北朝鮮は昨年7月、『武芸図譜通志』をユネスコ
(国連教育科学文化機関)のアジア・太平洋地域記録遺産に
登録して先手を取り、今年は世界記録遺産にも登録した。

『武芸図譜通志』は、1790年に奎章閣(朝鮮王朝の王室図書館)の
検書官(奎章閣の実務担当者)だった
実学者の李徳懋(イ・ドクム)、
朴齊家(パク・チェガ)、武官の
白東脩(ペク・トンス)などが主軸になって編さんした、朝鮮時代の軍用武術教本だ。
歩兵の武芸18種類と馬上武芸6種類を合わせ、計24種類の武芸を
取り上げた。さらに、この24種類の武芸を
「刺法」(刺す)、「坎(こん)法」(斬る)、「撃法」(打つ)の三つの体系に整理した。
韓中日の武器や武芸の違いを、絵で見ることができるように
したのが特徴だ。

研究者らは、『武芸図譜通志』を「伝統武芸の『東医宝鑑』」と
表現する。

韓国学中央研究院のチョン・ヘウン責任研究員は
「『武芸図譜通志』は、武芸書およそ140巻を参照して韓中日の武芸を比較分析した、朝鮮時代の武芸の決定版。
北朝鮮の名前で登録されたのは残念だが、書物の内容は世界的にも
認められるだけの独創性を有している、とユネスコが
判断したことを意味する」と語った。

問題は、北朝鮮が登録申請書で「『武芸図譜通志』に載っている
武芸は古朝鮮・高麗を経て朝鮮王朝へと至り、これが現代北朝鮮の
テコンドーの原型になった」
「挿絵は金弘道(キム・ホンド)が描いた」と主張していることだ。
韓国の学界では受け入れ難い主張を、ユネスコが公認する形に
なった。文化財庁は、
『武芸図譜通志』がアジア・太平洋記録遺産に登録された直後の
昨年8月、北朝鮮との世界記録遺産共同登録を検討する中でこうした
内容を確認していたが、共同登録は難しいと判断した後、積極的な
是正措置は取らなかった。

韓国国内では、ソウル大学奎章閣、韓国学中央研究院蔵書閣、
国立中央図書館などが『武芸図譜通志』数十巻を保有している。
文化財庁は「世界記録遺産は、所蔵機関が登録申請をすれば
国内審査を行うが、これまで韓国国内から申請した機関はなかった」と説明した。

ヤン・ジホ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

0 件のコメント:

コメントを投稿