2018年1月14日日曜日

平昌五輪:1年前まで汚かったトイレが最新式に大変身

韓国のトイレの話で、確か洋式と韓国式との表現で、
韓国式・和式と表現するが本来の韓国式はどうなんだ~~?
確かに洋式も和式も跨いで座るか、座らないかの違いだが
昔の日本の下々のトイレは母屋の外にあったのだが、韓国は
どうなんだ。
韓国式イコール和式と表現するのはやめてくれ、韓国式は
本来の韓国仕様を、和式は和式と・・・・・

平昌五輪:1年前まで汚かったトイレが最新式に大変身


▲江陵の鏡浦海岸の公衆トイレ(上)は、内外を最新設備に
入れ替えた。
真ん中の丸い円柱部分が、独立空間として設けられた
家族トイレだ。器と洗面台が乳児用と成人向けに
分けられていて、家族連れにとって使いやすい設計と
なっている。父、娘、息子がトイレを利用している様子
(下)。/江陵市=イ・ジンハン記者

ちょうど1年前、平昌オリンピック組織委員会の最大の
悩みは「トイレが汚ない」ということだった。当時、
平昌周辺のトイレは、それこそ「田舍のトイレ」
そのものだった。
いくら超現代式競技場を建設し、完璧に大会を
運営したところで、トイレが汚ければ、全て「水泡に帰す」というわけだ。
当時の組織委員会のある職員の言葉だ。
「外国人選手が韓国式の便器(和式便器)を背景に
自撮りして『韓国ってこんな国』とでもインスタグラムに
アップしようものなら、驚きのコメントが数百、数千と
アップされることでしょう。
韓国のイメージはどうなると思いますか」

実際に昨年2月、平昌で行われたテストイベントで、ある
日本人観光客が「1年後、平昌オリンピックの際に気を
付けなければならないトイレ事情」と題し、汚いトイレの
写真と説明文をインターネットにアップ。これに共感した
日本人たちのレスが数百にまで上った。一時、
「アキレス腱(けん)」とされていた平昌や江陵の
トイレ事情は、今では大きく改善されている。
1年間にわたるリモデリング作業を通じて再整備を終えた。
大多数のトイレが世界でも認められるほどの清潔さを備えた。オリンピックの「第一印象」である
トイレ(韓国語で化粧室)が化粧を終えたのだ。

■寒さ、ごみ箱、臭いは過去のもの

平昌のメダル・プラザ近くに新たに建てられた
「ヌンコ(雪花の意)公衆トイレ」を2日午後に訪れた。
ドアを開けると、ぬくもりが感じられた。
天井に設置された遠赤外線ヒーターのおかげで、トイレの
室内温度は12-14度に維持されていたほか、水道の蛇口からは温水が出た。
真冬の平昌の気温は、マイナス10度以下にまで下がる。
このトイレを管理する大関嶺面の担当者は
「外気よりも20度以上暖かいため、厳しい寒さに耐えかねた
観光客たちが、寒さをしのぐこともできる」と説明する。
便器横のごみ箱も排除したことで、悪臭も減った。

■美術館、それともトイレか

江陵は、公衆トイレを観光地に合わせて変更した。
中でも、歴史的な遺跡地である江陵船橋莊の向かい側に
設置された公衆トイレが代表的だ。伝統的な鉄製の掛け金に
木目を生かした木製ドアを取り付けたことで、いかにも
韓屋(韓国の伝統家屋)の雰囲気を醸し出している。
鏡浦海岸の公衆トイレはリモデリング作業を経て、
この砂浜の「ランドマーク」と化している。

古い白タイルの外壁を赤いれんがに替え、周囲の松林と
マッチさせた。ぱっと見た目は、小さな美術館と
見間違えるほどだ。

暗かった照明は有機発光ダイオード(LED)に変更された
ことで明るくなり、ハンドドライヤーが洗面台ごとに
設置された。

「家族トイレ」も別途に準備されている。両親と子どもが
一緒に使うことができるよう単独で設けられた空間だ。

トイレ内には、当初韓国トイレの最大の問題点として
指摘されていた韓国式便器が一部残っていた。ただ、これは
「意図的に残した」との説明だ。江陵市側は
「体に触れない韓国式便器を好む利用客もいる。
より清潔さを保つために万全の注意を払っているため、
問題はない」という。
入り口には韓国語、英語、中国語、日本語の4カ国語で
表示されたトイレの案内文が掲載されている。
誰が見ても一目で分かるようにトイレの表示板
(ピクトグラム)も同じ図柄で統一した。

■291店舗の飲食店がトイレを改修

一般の飲食店の大多数が汚かったトイレを改修した。
1月3日までに江陵で230カ所、平昌で61カ所の飲食店が
リモデリング作業を終えた。
昨年の今頃、平昌、江陵地域で改・補修作業を終えた
飲食店が30カ所にすぎなかったことを思うと、ほぼ
10倍にまで増えた計算だ。暗くて汚かったある刺し身店の
トイレは、約2000万ウォン(約210万円)をかけて照明を
追加し、小便器などの施設を全部新しいものに入れ替えた。
このうち、江原道が700万ウォン(約74万円)を支援した。
同刺し身店のオーナーは「どんな外国人観光客が来ても、
恥ずかしくない水準にまで改修した」と誇らしげに語る。

それでも、いまだに不備なトイレも結構目に付いた。
小便器にあかが付き、冬なのに臭いがひどい所も
一部見受けられた。

江原道の関係者は「オリンピックまでに残された1カ月間で、
引き続きリモデリング作業を支援していく考えだ。
少なくともトイレで国際的な恥さらしにはならないよう
準備する」と意気込みを語った。

平昌・江陵=ユン・ヒョンジュン記者 ,
平昌・江陵=イ・スンフン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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