2018年5月1日火曜日

安倍を救う金正恩、そしてドゥルキング

日本の心配をするほど韓国は余裕があるのか、南北会談で
浮かれて、半島に核が無くなれば韓国は世界の中心になるとか
亡想もいい加減にしたら~~~

【グローバルアイ】安倍を救う金正恩、そしてドゥルキング
2018年05月01日07時22分 [中央日報/中央日報日本語版]

峠を越えたのだろうか。
安倍晋三日本首相が最悪の泥沼から少しずつ這い出して
いるような感じだ。
日本経済新聞が4月27~29日に実施した世論調査で、
安倍内閣の支持率は43%だった。

1カ月前の42%とほぼ差はなく、「支持しない」とする
回答(51%)が依然として高いが、それでも真っ逆さまに
落ちる局面からは脱した。

ここ数カ月間、安倍首相は満身創痍の状態に陥った。
学校法人「森友学園」の国有地安値売却問題で夫人の昭恵氏が
介入した疑惑、自身の親友が理事長を務める加計学園の
獣医学部新設をめぐる特恵疑惑、森友関連の財務省による
文書改ざん、財務省事務次官の女性記者セクハラ波紋、
陸上自衛隊平和維持軍の日報隠ぺいに続き、最近では
文部科学相が元アダルトビデオ(AV)女優が運営する
「セクシー個室ヨガ」に出入りしたという疑惑まで
取り沙汰された。
ひとつひとつ数え上げるときりがないほどの悪材料の
連続だった。

4月初め、ある休日に安倍首相がたった3%ポイント反騰した
世論調査の結果に興奮し、麻生太郎副総理に電話で
「調査結果を見たか」と自慢までしたのはよっぽどのことだ。

このように廉恥も体面もなくなるほどどん底に落とされた
彼には信じるものがあった。まず安倍首相に代わる代替人材の
不在だ。自民党内の「ポスト安倍」と言われる候補には、膝を
打つほどの代案が見られない。
「党内基盤が弱い」「若くて経験不足」などでそれぞれあと
少し及ばない者しかいない。

野党はさらに目も当てられない。
世論調査支持率10%を越える党が見られないほど
焦土と化している。

安倍首相としては基本的に自分との戦いにだけ集中すればよい
ゲームだ。
安倍首相にとって、最大の援軍であり助力者になるのは
金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長である可能性が
高い。
東北アジアの運命を手にしている金正恩が
「いつでも日本と対話する用意がある」と明らかにして
安倍首相の役割空間が大きくなった。
「拉致問題解決者は安倍」
「外交安保も安倍、憎くてももう一度」という雰囲気が
広がれば、あれほどあふれたスキャンダルもニュースの
中心から追いやられるほかない。
「4月になれば局面が変わる」と話していた安倍首相の
漠然とした自己催眠が、もしかしたら5月になったら
現実になるかもしれない。その上、
アベノミクスを支持する青年・財界を中心に、30%に達する
「岩盤支持層」が彼を支えている。

このような状況はなにも日本だけだろうか。
忠誠心の高い固定支持層、ライバルどころか代案として
言及することさえ難しい野党の不十分なリーダーシップなど、
すべてのスキャンダルを飛ばしてしまう北風の中でなら
執権者の政権運営は「朝飯前」同然にたやすいことでは
ないだろうか。
韓国のドゥルキングスキャンダルも間もなく北風に
吹き飛ばされる境遇なのだろうか。

  ソ・スンウク/日本支社長

0 件のコメント:

コメントを投稿