2018年5月26日土曜日

トランプ氏、金桂冠氏威嚇の時に怒り…崔善姫氏の ペンス氏侮辱に爆発

そもそも会談は北朝鮮から持ちかけたもの、米国を
引っ張り出す為にまず嘘をつき、米国の交渉に拙いと感じたか、
ここで一つ脅しを懸けてとか北朝鮮が自国流の外交で
乗り越えようとでも考えたか、でも読みは甘かった~~!!
北朝鮮の【瀬戸際】外交もホントに瀬戸際から片足はずした
現状だな。

トランプ氏、金桂冠氏威嚇の時に怒り…崔善姫氏の
ペンス氏侮辱に爆発(1)
2018年05月25日07時50分 [中央日報/中央日報日本語版]

北朝鮮が豊渓里(プンゲリ)核実験場を廃棄する場面を見せた
24日、ドナルド・トランプ米大統領の米朝首脳会談中止発表は

奇襲・電撃的だった。
トランプ大統領は22日、韓米首脳会談で
「一定の条件が満たされなければ会談しない」と述べ、
23日には「来週に知ることになる」と述べていたが、
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との
6月12日のシンガポール会談の可能性はまだ残したままの
状態だった。
会談成功の可能性を99.9%と言っていた韓国の
青瓦台(チョンワデ、大統領府)も当惑に陥った。

トランプ大統領がこの日、金委員長に送った所感に基づいて
みると、会談中止は最近金桂冠(キム・ケグァン)
第1外務次官と崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官の相次ぐ
談話が決定的な理由になったとみられる。
「会談を行うにはこの時期は不適切」としながら
「北朝鮮が最近の声明で表した大きな怒りと公然とした敵意」を

挙げた。

今月16日、金桂冠第1外務次官は
ジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)の
「リビア式核廃棄案」に反発して
「米朝首脳会談を再考慮するほかはない」と明らかにした。
ワシントン外交消息筋は
「トランプ大統領はこれを聞いて、すぐに
マイク・ポンペオ国務長官に北朝鮮の真意を確認するよう
指示し、ポンペオ長官は米朝ホットラインを通じて北朝鮮に
連絡を取ったが北朝鮮が応じなかった」と伝えた。
トランプ大統領はこの時、激怒したという。

トランプ大統領が文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪米を
控えた20日に、文大統領に電話をかけて20分間行った
会談を通じて北朝鮮声明の背景を尋ねたのもこのためだ。
だが、この電話会談でもはっきりとした手応えが
得られなかったため、トランプ大統領は焦燥感をにじませた。
韓米首脳会談が終わった後、24日に崔外務次官が
マイク・ペンス副大統領を
「無知蒙昧」「足りない間抜け」などの低劣な言語で
公開非難すると「到底許しがたいこと」と言って爆発した。
トランプ大統領は最後にボルトン補佐官と相談し、ここで
一旦中止の書簡を送ることで結論を出したという。

トランプ大統領は金委員長に送った所感で軍事的オプションも
再び取り上げた。
トランプ大統領は「あなたはあなたの核能力を自慢するが、
我々の核兵器は非常に大きく強力だ。
私はこれを使わないで済むことを神に祈っている」と警告した。

クリストファー・ヒル元国務省次官補は金第1外務次官の
談話が出された後、
「トランプ大統領が米朝首脳会談中止の可能性を示唆しながら、

実際に会談の可能性はさらに低くなった」と見通した。
このような雰囲気を中国側の人々も明らかにしていた点が
注目される。
17日にワシントンを訪問した中国の劉鶴国務院副首相は、
予定になかったトランプ大統領との面会後、
中国訪問団の中から「北朝鮮と米国の会談が厳しくなった」と
いう話が出たという。
北朝鮮タカ派のトム・コットン共和党上院議員は
「北朝鮮はただ交渉をしているのに、譲歩を要求してきた
長い歴史がある」とし
「過去の民主・共和両党の行政府は北朝鮮の策略に
嵌められたが、トランプ大統領が金正恩の詐欺行為を
看破したことを尊敬する」と述べた。

米国の会談中止に対する北朝鮮側の反応は今のところ
確認されていない。
北朝鮮は金桂冠氏・崔善姫氏による談話を通じて会談決裂の
可能性を警告しながらも、24日には対内外に公言していた
豊渓里(プンゲリ)核実験場の発破ボタンを押した。
一方では米国の神経を刺激しながらも、非核化意志を宣伝する
姿を見せた。

北朝鮮がこの日豊渓里核実験場を爆破したと伝えた後、
朝鮮核兵器研究所は声明で
「核試験中止は世界的な核軍縮のための重要な過程」と
規定した。
非核化の第一歩を踏み出したが、今後非核化交渉を在韓米軍の
縮小や米軍の戦略武器動員を遮断するなどの軍縮と
結びつけようとの趣旨と分析できる。
このような点で、北朝鮮が米国との交渉過程で米国が要求する
「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」に
消極的だったのではないかとの見方もある。
東国(トングク)大学北朝鮮学科のキム・ヨンヒョン教授は
「米朝間の主導権争いが感情争いへと広がっていった」とし
「今すぐ米朝首脳会談を行うには、相互間の冷静な接近法を
探るのに負担があったようだ」と説明した。

トランプ大統領はノーベル平和賞の可能性まで挙がっていた
中で、北朝鮮と特有の
「非核化‐北朝鮮体制の保証および再建」ビッグディールを
追求した。しかし、
北朝鮮が中国習近平と電撃会談した後に試みた米中間の
綱渡りや25年間使い続けてきた言語を通した
交渉力再考などの「瀬戸際外交」は受け入れないとの意志を
明確にした。

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