2018年10月10日水曜日

韓国軍主力ヘリコプター、「幽霊会社」の部品を搭載

今月10月、韓国では国政監査が始まるよね、毎年おもろい報告を
掲載してくれるが、この記事も何か不可解、A社、B社というのは
外国企業か、それとも国内企業か、まァ、どこかで甘い汁を吸った
役人とつるんだ連中が要るって事だ。

韓国軍主力ヘリコプター、「幽霊会社」の部品を搭載
2018年10月09日15時58分 [中央日報/中央日報日本語版]

2010陸軍航空射撃大会で500MDがロケットを標的に向けて
発射している。(中央フォト) 

韓国軍の主力ヘリコプターの500MDとリンクスヘリコプターが
数十億ウォン分の幽霊会社の製品を搭載して戦力化されたことが
明らかになった。

防衛事業庁が9日、国会国防委員長所属の
李種明(イ・ジョンミョン)自由韓国党議員に提出した資料
「海外導入軍需品品質保証検証実態」(2016年)によると、
防衛事業庁は500MDとリンクスヘリコプターの
ボールベアリングなど部品購買のために2006年にA社、
2010年にB社と70億ウォン(約7億円)にのぼる契約を
締結した。
しかし防衛事業庁が調査した結果、これら会社は虚偽の
製作者検査証明書を提出したことが確認された。また
防衛事業庁がシンガポールで行った現地調査でも一部の会社は
契約書に住所を虚偽で記載し、製作能力がない
「ペーパーカンパニー」だったことが分かった。

李議員は「防衛事業庁の調査の結果によると、該当部品は
どこでどのように製作されたかも分からない」とし
「わが軍の主力ヘリコプターは『幽霊部品』を付けて
飛行しているということ」と指摘した。

1978年に導入された500MDは陸軍の主力攻撃ヘリコプターと

して使用され、リンクスヘリコプターは水中に隠れた潜水艦を
探知するなど海軍の主要作戦に動員される戦力。海軍では
2006年から毎年1件以上のヘリコプター墜落および追突事故が
発生していて、今年7月まで12年間に49人が死亡した。 

軍関係者は「海軍のヘリコプター事故は減ったが、こうした
『幽霊部品』を使用することも主な原因になるおそれがある」とし
「航空部品の認証を受けるには多くの費用がかかるが、こうした
部品を購入したとすれば中間で大きな不当利益が生じているはず」と
話した。

これに関し防衛事業庁側は「購入過程で問題が発生したのは
事実だが、まだ部品に異常が生じたことはない」とし
「今回明らかになった問題点を是正し、部品購入手続きをより
徹底的に進める」と述べた。

防衛事業庁がこのように虚偽の検査証明書に基づいて武器を
購入したのは初めてでない。2014年4月の
旅客船「セウォル号」沈没事故当時も海軍の海軍
「統営(トンヨン)」がソナー(音波探知機)不良問題で
出動できなかったことが明らかになった。
海軍は数年間にわたり調査をしたが、結局、納品会社が
廃業したことが明らかになり、数百億ウォンの損害を出した。

こうした問題が繰り返される理由は、海外軍需品は国内調達とは
違い国防科学技術品質院の品質保証手続きが適用されないからだ。
ヤン・ウク韓国国防安保フォーラムWMD対応センター長は
「国内企業はねじ一つが問題になっても捜査をするが、海外企業の
部品の導入はそれほど徹底されていない」とし
「主な防衛産業の不正は国内企業よりも海外のでたらめな会社を
通した購買の過程で生じる」と指摘した。

海外で生産された軍需品は会社が提出する品質保証書類に対する
検証が品質保証活動のすべてだが、これも問題が多いと
評価されている。
李種明議員は「『統営』のソナー納品当時も該当会社の
製作者情報証明書の住所を検索して一般家庭であることさえ
把握していれば390億ウォンの損害を防げたはず」と述べた。

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