2019年3月30日土曜日

文大統領によると「堅調」の韓国経済、生産・消費・投資が大幅悪化

国家経済は堅調な流れとしか言いようの無い文大統領だが、今年もまた
最低賃金の引き上げをするのだろう。
そんななか、腹心の報道官が不動産投機疑惑で辞任か。
それに、片腕だった知事もいまや拘束されこれで二人か
政権内でスキャンダルで二人も出ればアウトだろう・・・



文大統領によると「堅調」の韓国経済、生産・消費・投資が大幅悪化

2月の投資 前月比マイナス10.4%

先月の生産・消費・投資がすべて大幅なマイナスを記録、
「トリプルマイナス」となった。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が19日、
「国家経済は堅調な流れを維持している」として根拠に挙げた主な
実物経済指標が一斉に落ち込んだものだ。
景気状況を示す同行・先行指数循環変動値は初めて9カ月連続で
ダウンした。

統計庁が29日に発表した「産業活動動向」を見ると、今年2月の
全産業生産指数は前月比で-1.9%だった。
これは2013年3月の-2.1%以来、5年11カ月ぶりの大幅な減少だ。

半導体景気減速で設備投資は前月比-10.4%だった。これも、
13年11月の-11%以来、5年3カ月ぶりの大幅な減少だ。
前年同月比で計算すると-26.9%という急減で、世界金融危機時の
2009年1月(-28.9%)以降で最大の減少幅だ。
建設会社の施工実績である建設既成
(Value ofconstruction completed)は前月比-4.6%だった。

比較的堅調と見られていた消費も、小売販売額が前月比-0.5%と
振るわなかった。

現在の景気を示す同行指数循環変動値は前月比-0.4ポイントで、
11カ月連続のダウンだ。これは、
アジア通貨危機時の1997年9月~98年8月以来のことだ。今後の景気を
占う先行指数循環変動値は前月比-0.3ポイントだった。

シン・スジ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版



「文在寅の男」金宜謙報道官、巨額の不動産投機を
  妻のせいにして辞任」

「私は知らなかった」
「妻がやったこと」

昨年7月にソウル市内の再開発地域で25億ウォン(約2億4000万円)
相当の商業ビルを購入し、不動産投機などの指摘を受けている
韓国大統領府の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が29日に自ら
辞任した。
昨年2月に報道官に就任してから13カ月。文在寅(ムン・ジェイン)
大統領はこの日直ちに辞表を受理した。

前日まで投機疑惑を否定していた金氏はこの日、メディアへの
メッセージで「実際に辞任しようとすると、大統領府担当記者たちの
顔が最初に目に浮かぶ」として改めて辞任の意向を表明した。ただし
問題となったソウル市銅雀区黒石洞の25億ウォン相当のビル購入に
ついては「私は知らなかった。妻が私と相談せず決めたことだ」と
主張した。金氏は「自宅の購入に対して夫が無能で怠惰、また絶好の
チャンスの時にこれまで何度も繰り返されてきた決定障害に、妻は
嫌気がさしていた」
「これも私のせいだ」とも説明した。

一方で不動産投機疑惑については認めず、大統領府官舎への入居で
節約した伝貰(チョンセ=月払いするのではなく、まとまった資金を
保証として預ける賃貸住宅システム)の保証金4億8000万ウォン
(約4700万円)を利用した事実や、不正融資疑惑などについての
説明はなく、国民への謝罪もなかった。

金氏は元ハンギョレ新聞の記者で、「文在寅の男」と呼ばれるほど
文大統領の信頼が篤かった。

鄭佑相(チョン・ウサン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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