2019年10月28日月曜日

10月28日 産経抄  北大教授救出作戦は

この教授、何日か前家族に体の調子が悪くて帰れないとか連絡があったのだろう、
現代中国研究の将来代一 人者たる人物か・・・・・・・・・
ひょっとして、発表論文に一党独裁中国共産党の気になる部分があったのでは、
どれだけ研究され、どれだけ知ってるのか中華は知りたいのろう。
死刑は免れたしても、廃人にされるかも、早く手を打つべきだが・・・・

10月28日 産経抄

相次ぐ大型台風の襲来と豪雨禍で季節を忘れてしまいそうだが、はや神無月も
終わろうとしている。
東京五輪のマラソンと競歩が、移る、移らないで話題の札幌では、北海道大学構内の
銀杏(いちょう)並木が見ごろになったのだが、どうも様子がおかしい。

▼例年ならこの時期、「金葉祭」と称して夜は木々がライトアップされ、屋台も出て、学園祭のようなにぎわいをみせるのだが、中止になってしまった。
来場者や学生らに危害を加える、との脅迫メールを受けたためだそうだ。

▼メールの具体的な内容を聞いても教えてくれないので
隔靴掻痒(かっかそうよう)だが、いとも簡単に脅迫に屈するとは、卑劣な犯人を
喜ばせるだけではないか。どうも大学側に、「暴力」に屈しないという
毅然(きぜん)とした態度がみえない。

▼もっと心配になるのは、自らの大学に所属する教授が中国で拘束されてから
2カ月近くたっているのに、大学当局が何の対応もしていないようにみえることだ。
抄子も広報に電話したが、
「事実関係を確認中です」と木で鼻をくくったような答えしか返ってこなかった。

▼中国に囚(とら)われた教授は、いまどき珍しい真面目な学究肌で
「将来、現代中国研究の第一人者となり得る」(知人談)存在だという。
北海道新聞は、政府系シンクタンクである中国社会科学院の招請で訪中した教授は、
同院が用意したホテルで拘束された、と報じた。

▼事実なら、拘束に研究機関が関わっていたことになる。
ごく控えめに書いても「学問の自由」に対する重大な冒涜(ぼうとく)である。
なぜ、大学は中国に断固抗議し、教授解放に全力を尽くさないのか。彼らに
「少年よ、大志を抱け!」と別れを惜しむ学生たちを励まし、北大の礎を築いた
クラーク博士の後裔(こうえい)を名乗る資格はない。

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